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SAP Ariba 2111 リリース

 

             
    SAP Ariba ユーザーガイドの新機能  

 

  一般的な機能
 
  インフラストラクチャおよびセキュリティ
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
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  KT NFA  
  SAP Cloud ALM による統合および例外の監視 [PLMSG-3631]
この機能により、SAP S/4HANA Cloud と統合された SAP Ariba ソリューションでは、運用向け SAP Cloud ALM (SAP CALM) クラウド運用プラットフォームを使用した統合および例外の監視がサポートされます。統合および例外の監視では、新しい購買向け Integration Event Monitoring Query API が使用されます。

この REST API により、SAP CALM を使用して、SAP Ariba ソリューションと SAP S/4HANA Cloud 間、または SAP Business Network と SAP S/4HANA Cloud 間の統合メッセージフローを監視できるようになります。
       

 

  戦略的ソーシング  
  ソーシング
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT NFA  
  Guided Sourcing イベントで回答にコメントおよび添付ファイルを追加するサプライヤ向け機能 [SS-16560]
この機能により、バイヤーは、サプライヤが Guided Sourcing イベントで回答にコメントおよび添付ファイルを追加できるようにするかどうかを選択できます。
     
  電子メール入札: 電子メール入札プロセスでサプライヤからの添付ファイルをサポート [SS-23999]
この機能により、電子メール入札イベントに参加するサプライヤは、サポートファイルを .zip パッケージで入札結果の電子メールに添付することができます。サプライヤは、Excel ファイルの関連フィールドにサポートファイルの正確な名前を指定し、サポートファイルを単一の .zip ファイルに追加して、更新された Excel ファイルと .zip ファイルを返信電子メールへの添付ファイルとして送信することができます。
       
  Guided Sourcing でのサービス明細およびサービス階層 [SS-24077]
この機能により、バイヤーは、サービス明細 (コンサルティングサービスやメンテナンスサービスに関する明細など) を Guided Sourcing イベントに追加することができます。これらのサービス明細は、サービス明細、サービス概略、およびサービス仕様を含む構造階層に編成することができます。
       

 

 


  Business Network  
  購買コラボレーション 
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT NFA  
  注文書およびオーダー確認の一時単価に対する機能強化 [CSC-10323]
この機能により、バイヤーは、サプライヤがオーダー確認ですべての一時単価を明示的に確認する必要があるかどうかを制御することができます。サプライヤの場合、この機能によって、一時的な単価を特定するマーカーと、一時単価を確認するためのチェックボックスが追加されます。
       
  入庫が完全に取り消された場合に出荷通知のキャンセルおよび編集が可能に [CSC-22063]
この機能により、サプライヤは、入庫が完全に取り消され、そのほかの関連する入庫がない場合に、出荷通知をキャンセルまたは編集することができます。この機能が登場する以前は、出荷通知の入庫が完全に取り消された場合でも、入庫がある出荷通知のキャンセルまたは編集は許可されていませんでした。
       
  オーダーおよびリリースの進行状況を追跡 [CSC-25113]
この機能によって、バイヤーに注文書プロセスの概要が提供され、注文書プロセスが円滑かつ体系的に実行されるようになります。
     
  サウジアラビア王国でのタックスインボイス処理 [NG-4908]
Ariba Network により、サウジアラビア王国 (KSA) での電子タックスインボイス処理ソリューションがサポートされるようになりました。これには、Ariba Network を介したサプライヤとバイヤー企業間でのタックスインボイスの受信、検証、変換、および送信が含まれます。サウジアラビア王国の税務当局 (Saudi Arabian Tax and Customs Authority (ZATCA)) は、サプライヤとバイヤー間のすべての商業取引について法令遵守を義務付けています。

KSA での電子請求処理は、2 つのフェーズでロールアウトされます。最初のフェーズは、発効日が 2021 年 12 月 4 日となっています。最初のフェーズにおいて、納税者は、以下のガイドラインに従う必要があります。
- すべての国内納税者は、電子請求書および関連ドキュメント (クレジットノートやデビットノートなど) を生成、改訂、および保管する必要があります。
- ドキュメントは構造化されたファイル形式である必要があります。例: XML の場合
- 無制御アクセス、請求書やログの変更、および複数の請求書シーケンスは禁止されています。
       
  承認済みのサービスシートから請求書を自動生成する処理をサポート [NP-21092]
この機能により、Ariba Network および SAP Fieldglass によるサービス調達 (4R2) 統合シナリオで、Ariba Network で承認済みのサービスシートから請求書を自動生成できます。請求書は、計画簡易サービス明細を含む注文書明細に関連付けられたこれらのサービスシートに対してのみ生成され、税情報を含みます。
   

 
 
  PDF 請求書変換ワークベンチのタイル [NP-26210]
サプライヤ向けに、ワークベンチの [PDF 請求書変換] タイルおよび [変換待ちの PDF 請求書] タイルとして、PDF 請求書変換機能が提供されています。

注: この機能は、11 月 12 日の SAP Ariba 2111 リリースで、すべての SAP Business Network サプライヤにすぐには提供されません。  11 月 15 日から段階的なロールアウトを開始し、11 月 29 日月曜日に完了する予定です。
       
  [確認対象のドラフト PDF 請求書] ワークベンチタイル [NP-26211]
ドラフトとして確認するための PDF 請求書機能がワークベンチに新しいタイルとして提供されています。

注: この機能は、11 月 12 日の SAP Ariba 2111 リリースで、すべての SAP Business Network サプライヤにすぐには提供されません。  11 月 15 日から段階的なロールアウトを開始し、11 月 29 日月曜日に完了する予定です。
       
  CIG データセンター切り替えオプションの使用可能性を制御するための Ariba Network の規定 [NP-28892]
(ヨーロッパデータセンターに加えて) SAP Ariba Cloud Integration Gateway (CIG) 米国データセンターを使用することができます。既存のユーザー (会社プロファイルで北米、中米、および南米のいずれかの国が設定されている) には、ヨーロッパデータセンターから新しい米国データセンターに切り替えるオプションがあります。以前は、このオプションは、組織内での役割に関係なく、すべてのユーザーが利用できました。ユーザーが SAP Ariba の推奨設定およびテストを使用せずにデータセンターの切り替えを開始した場合、望ましくない結果が生じる可能性があります。そのため、CIG データセンターの偶発的または早期の切り替えを回避するために、管理者ユーザーのみがデータセンター切り替えオプションの使用可能性を使用することができるように、Ariba Network に規定が設定されました。
       
  拡張制限商品明細に対する請求書の作成をサポート [NP-28983]
この機能により、サプライヤユーザーは、Ariba Network によるソーシングから支払の自動化 (42K) 統合シナリオで、出荷通知または入庫を必要とすることなく、注文書の拡張制限商品明細に対して請求書を作成できます。Ariba Network の拡張制限商品明細は、SAP S/4HANA および SAP S/4HANA Cloud の製品タイプグループ [品目 (1)] の明細に対応します。
   

 
 
  [送金通知] ページでの Extrinsic の表示を改善 [PAY-6201]
[送金通知] ページで、[追加情報] セクションに cXML Extrinsic が 1 行につき 1 つずつ表示されるようになり、情報の読みやすさが改善されました。
       
  割引率の精度の変更 [PAY-6341]
割引計算アルゴリズムが SAP のアルゴリズムと一致するように変更されました。Ariba Network では、小数点以下桁数 3 桁の割引率の精度を使用して、割引申し入れの割引金額が計算されるようになりました。さらに、割引機能によって決定された DiscountPercent が cXML PaymentProposalRequest 更新 (cXML 1.2.051) で Ariba Network からバイヤーの ERP に渡されます。
     
  米国のサプライヤが SAP Supplier Financing を利用可能に [PAY-6939]
収益に関係なく、米国のすべてのサプライヤが SAP Supplier Financing を利用できるようになりました。
       
  現在の取引のダウンロード [REGAN-3407]
Ariba Network アカウントの管理者および適切な権限を持つそのほかのユーザーは、最大 90 日間の期間内であればいつでも、アカウントの取引データのダウンロードを申請できます。ZIP ファイルがダウンロード可能になったときに電子メールで通知されるようにする場合は、通知を設定するように管理者に依頼してください。
       
  [アクティビティフィード] ウィジェット [SA-16253]
新しい [アクティビティフィード] ウィジェットには、リアルタイムの取引活動が表示され、それらの取引に素早く移動するための方法が提供されています。

注: この機能は、11 月 12 日の SAP Ariba 2111 リリースで、すべての SAP Business Network サプライヤにすぐには提供されません。  11 月 15 日から段階的なロールアウトを開始し、12 月 13 日月曜日に完了する予定です。
       

 

  Supply Chain Collaboration
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
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  KT NFA  
  荷役単位番号の GTL 標準をサポート [CSC-15583]
この機能により、バイヤーおよびサプライヤに、梱包構造を自動作成するための荷役単位番号形式の業界固有処理が提供されます。
       
  DocuSign を使用した、品質検査への電子署名 [CSC-23152]
この機能により、バイヤー管理者は、サプライヤに対して、品質検査結果を提出する前にその結果に電子署名することを要求できます。電子署名は、文書に表示される情報が正しいことを保証するのに役立ち、多くの場合規制機関によって要求されます。
       
  変更申請のある注文書に対する MRP 例外のコラボレーション [CSC-24626]
MRP 例外処理に役立てるために、この機能により Ariba Network ユーザーインターフェイスを使用して注文書の変更申請を管理する機能が追加されます。バイヤーとサプライヤは、送受信される変更申請を監視して応答することができます。
     
  受信 [製造計画モニタ] 計画品目の検証 [CSC-25261]
この機能によって、サプライヤによる新しい [製造計画モニタ] 計画品目の作成時または既存の [製造計画モニタ] 計画品目の更新時に検証チェックが追加されます。具体的には、計画品目の品番と所在地の組み合わせがチェックされ、[予測]、[サプライヤ管理在庫]、または [補充] などの計画プロセスの種類に対してバイヤーが以前に作成した既存の計画品目が少なくとも 1 つ一致していることが確認されます。
       
  計画プロセスに製造フィールドおよび表示設定を追加 [CSC-26480]
この機能では、計画品目に [製造メーカー名] と [製造メーカー品目 ID] (cXML では、ManufacturerName と ManufacturerPartID) の 2 つのフィールドが追加されます。2 つの製造モニタ設定も導入されます。
       

 

  統合  
  拡張性および設定可能性 - API
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT NFA  
  Ariba Network Supplier Profile API を使用してサプライヤプロファイルを表示する機能を強化 [NS-13089]
この機能によって、Ariba Network Supplier Profile API が機能強化され、バイヤーは追加のサプライヤプロファイルフィールドを表示することができます。
       
  自動的に有効化される API/レルムの組み合わせについて作成可能なアプリケーション数に上限を設定 [OPEC-7064]
API/レルムの組み合わせは、通常、単一のアプリケーションに制限されています。この機能により、顧客開発者は、自動的に有効化され、かつ、すでにアプリケーションがある API/レルムの組み合わせに追加のアプリケーションを関連付けるようサポート依頼を提出することができます。サポート依頼で指定された理由に基づいて、SAP Ariba サポートが依頼の承認または却下を決定します。
       

 

  Cloud Integration Gateway
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT NFA  
  サプライヤが受注書および請求書の支払条件を注文書の支払条件で更新することをサポート [IG-17377]
この機能により、サプライヤは、受注書および請求書で注文書の支払条件を使用することができます。注文書に支払条件がない場合、受注書および請求書にはサプライヤ ERP の顧客マスタの支払条件が使用されます。
       
  すべてのユーザーアクティビティの監査ログをサポート [IG-26527]
この機能を使用すると、SAP Ariba Cloud Integration Gateway により、ユーザーがポータルで実行したすべてのアクティビティの監査ログがサポートされます。このログ記録された情報を使用して、ユーザーアクティビティを監視し、悪意のあるアクティビティを検出および回避したり、違反があった場合の証拠にしたりすることができます。エンドユーザー、管理者、および SAP 内部管理者によるポータルでのアクティビティは、SAP 監査カーネルサービスを使用してログ記録されます。管理者は、監査ログユーザーインターフェイスでログ詳細を検索することにより、監査ログにアクセスすることができます。
       
  Ariba Network からの品質検査の結果と DocuSign の電子署名データとの統合をサポートするように機能を強化 [IG-28022]
この機能により、Ariba Network からの品質検査の結果と DocuSign の電子署名データとの統合がサポートされます。電子署名情報が SAP ERP または SAP S/4HANA システムの検査ロットと (添付ファイルおよび URL として) 統合されます。
       
  ログインユーザーのブラウザのタイムゾーンに基づいた SAP Ariba Cloud Integration Gateway での日時の表示 [IG-28548]
この機能を使用すると、ユーザーが SAP Ariba Cloud Integration Gateway にログインしたときに、ユーザーのブラウザのタイムゾーンに従って日時が表示されます。
       
  SAP Ariba Cloud Integration Gateway で中国のデータセンターをサポート [IG-30034]
この機能により、中国の新規および既存のバイヤーとサプライヤは、SAP Ariba アプリケーションのビジネスデータをホストする目的で、SAP Ariba Cloud Integration Gateway アカウントを中国のデータセンターに接続することができます。
     
  注文書のヘッダーおよび明細でバイヤーからのコメントをサポート [IG-31074]
サプライヤは、バイヤーがノートとして追加した追加の税情報を注文書のヘッダーレベルと明細レベルで確認することができます。
       

 

この情報には、2021 年 10 月時点での SAP Ariba の計画状況が反映されています。ここに説明されている機能は、随時予告なしに変更される可能性があります。  SAP Ariba は、内容の誤りや抜けに関して一切の責任を負いません。この Web ページに記載されている内容は、任意のバージョンの SAP Ariba ソリューションに特定の新機能が提供されることを SAP Ariba が確約しているものではありません。詳細については、顧客エンゲージメントエグゼクティブにお問い合わせください。
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