ルーティング状況と請求書状況のそれぞれの意味を教えてください。
ルーティング状況と請求書状況のそれぞれの意味を教えてください。
[ワークベンチ] または [請求書] タブで請求書を表示する場合、[ルーティング状況] フィールドおよび [請求書状況] フィールドを使用して、顧客が請求書を受信したかどうか、および顧客が支払処理を行っているかどうかを判断することができます。
ルーティング状況
[ルーティング状況] フィールドには、請求書が顧客の請求書処理システムに到達したかどうかが示されます。
- [処理エラー] - この状況は、請求書が顧客の請求処理ルールに従っていないことを意味します。エラーがある請求書は顧客の請求書処理システムに送信されません。エラーがある請求書を編集して再提出することができます。
- [取り消し済み] -請求書をキャンセルするか、請求書を編集して再提出すると、元の請求書の状況が [取り消し済み] になります。これは、元の請求書に対してこれ以上処理を行う必要がないことを示します。このルーティング状況の請求書には、変更を行うことはできません。
- [送信待ち] - Ariba Network によって顧客に請求書が送信されている最中です。請求書が 30 分以上この状況のままの場合、Ariba カスタマサポートにお問い合わせください。
- [送信済み] - Ariba Network によって顧客に請求書が送信されましたが、顧客はまだ請求書を受信したことを確認していません。請求書がしばらくの間この状況のままの場合、顧客に連絡して、次にどうする必要があるのかを確認してください。顧客が許可する場合、このルーティング状況の請求書をキャンセルすることができます。
- [受信確認済み] - 請求書は顧客の請求書処理システムに到達しました。[受信確認済み] は、請求書の最終ルーティング状況です。
請求書状況
[請求書状況] フィールドでは、顧客が請求書の承認および支払プロセスのどの地点にいるのかを確認することができます。[送信済み] から [承認済み] など、請求書の状況が変わるまでの所要時間は、顧客の内部プロセスによって異なります。
- [キャンセル済み] - 請求書をキャンセルしており、その請求書に対してこれ以上変更を行うことはできません。
- [送信済み] - 顧客が請求書を受信しましたが、承認または却下を行っていません。請求書がしばらくの間この状況のままの場合、顧客に連絡して、次にどうする必要があるのかを確認してください。顧客が許可する場合、この請求書状況の請求書をキャンセルすることができます。
- [却下済み] - 請求書が Ariba Network での検証で不合格になったか、請求書処理システムで顧客が請求書を却下しました。却下された請求書を編集して再提出することができます。
- [承認済み] - 請求書にエラーがなければ、顧客が請求書の支払いを承認し、請求書状況が [承認済み] に変更されます。請求書状況が [承認済み] の請求書は、変更することができません。誤りがあった場合、クレジットメモを送信する必要があります。
- [支払済み] - 顧客が請求書の支払いを行ったか、支払いの実行中です。
すべての顧客が Ariba Network に送金情報を送信するとは限りません。請求書の状況が [承認済み] にならない場合、顧客に連絡して支払予定日を確認する必要があります。
SAP Ariba Supply Chain Collaboration
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