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SAP Ariba 2105 リリース

  
 SAP Ariba ユーザーガイドの新機能 

 

 一般的な機能
 
 機能名および説明
 KTNFA 
 SAP Ariba Help Center がよりシンプルかつスマートに [AUC-6197]
SAP Ariba は、バイヤーとサプライヤが弊社の製品を使用してヘルプとサポートを入手する方法を見直しました。弊社の目標はシンプルで、ユーザーが最小限の労力で必要なヘルプを見つけられるようにすることです。これにより、ユーザーは、SAP Ariba への投資から期待するビジネスバリューを引き出すことができます。弊社は、数多くの調査の取り組みを通じてユーザーの意見に注意深く耳を傾け、現在の Help Center の改善機会に優先順位を付けてきました。 
   
 Microsoft Edge Chromium ブラウザのサポート [PL-34978]
すべての SAP Ariba クラウドソリューションで Microsoft Edge Chromium ブラウザ (32 ビットおよび 64 ビット) がサポートされます。
   

 

 戦略的ソーシング 
 機能名および説明 KTNFA 
 サプライヤが Guided Sourcing で明細に対する入札を辞退可能に [SS-14702]
この機能により、サプライヤは明細に対する入札を辞退できるようになり、イベントルール [参加者は入札への参加を辞退する理由を指定する必要がある] のサポートが追加されます。
    
 製品の質問事項のユーザーエクスペリエンスの機能強化 [SSR-2228]
この機能により、バイヤーおよびサプライヤに対する製品の質問事項のユーザーエクスペリエンスが新しくなり、効率化されます。バイヤーは、この機能を Guided Sourcing イベントでも使用できるようになりました。
   

 

 サプライヤ管理およびビジネスネットワーク 
 機能名および説明 KTNFA 
 サプライヤポータルとワークベンチ [SA-9251]
Ariba Network サプライヤホームページがサプライヤポータルとなるように再設計されました。サプライヤポータルでは、簡素化されたナビゲーション、取引の概要、情報、販促ウィジェットが提供されます。サプライヤポータルにはワークベンチも含まれています。このページは高度にカスタマイズでき、注意が必要な取引ドキュメントの概要を迅速に把握できます。受信トレイと送信トレイに代わり、オブジェクトがビジネスプロセスに基づいて論理的にグループ化されたオブジェクト指向のメニューが表示されます。
 
 
 SAP Ariba Supplier モバイルアプリ 6.4.0 [SA-17796]
新しいアカウントを作成し、取引関係を管理するための機能が追加されました。
*モバイルアプリから新しい Ariba Network アカウントを直接申し込み
* 取引相手候補からの取引開始依頼の表示、承認、および消去
  
 SAP Business Network: サプライヤ登録の改善 [NS-10511]
この機能により、既存のサプライヤおよび完全に新規のサプライヤの両方のオンボーディングエクスペリエンスが合理化され、すべての取引先の統一ネットワークエクスペリエンスの名前として SAP Business Network が導入されます。これには、2 つの異なるワークフロー (バイヤーが取引関係の確立をサプライヤに依頼する場合と、サプライヤが取引関係を開始する場合 (ウォークアップ)) が含まれています。  これにより、サプライヤ登録プロセスの進めやすさと理解しやすさが向上します。これには、刷新された外観、共通の新しい登録ランディングページ、バイヤーのブランドが付いた参加依頼メッセージ、ナビゲーションの改善、既存アカウントの検索の拡張、コミュニケーション方向の改善、より直感的な UI、登録ワークフロー全体の機能強化が含まれます。
 
(概要)


(管理ガイドとサプライヤエクスペリエンスの概要)
 
 割引のサプライヤエクスペリエンスの改善 [PAY-5707]
早期支払いおよび割引機能が改善され、オファーにアクセスして確認し、受け入れるのが容易になります。  申し入れを PDF としてダウンロードして印刷し、早期支払申し入れのデイリーダイジェスト版を受信できるようになりました。
  
 Ariba Network のオブジェクト指向のメニュー [NS-7561]
すべてのバイヤーおよびサプライヤを対象に、Ariba Network の受信トレイと送信トレイがオブジェクト指向のメニューに置き換えられました。メニュー項目がプロセス別に論理的にグループ化され、ナビゲーションおよび操作性が改善されています。
  
 完了が必須の品質検査および品質通知の保護 [CSC-10368]
この機能により、バイヤーは、出荷承認の判定がない品質検査を含む注文書納入日程行を、サプライヤが出荷できないようにすることができます。また、この機能により、バイヤーは、未完了のタスクがある品質通知を含む注文書明細をサプライヤが出荷できないようにすることもできます。
    
 オーダー確認の差異の承認プロセスを強化 [CSC-19743]
この機能により、オーダー確認の差異の承認プロセスが機能強化されます。これには、承認済み/却下済みの差異のバイヤーレポート、オーダー確認なしで出荷通知を作成するサプライヤ機能 (オーダー確認が不要な場合) が含まれます。
   
 計画品目の属性 [CSC-20436]
この機能により、バイヤー管理者は計画品目の新しい属性を定義できます。属性により、サプライヤまたはバイヤー、顧客の品番などの計画レコードに関する情報が提供されます。
  
 属性に対する Excel サポートおよびその他の改善 [CSC-21958]
この機能により、アップロード/ダウンロード機能に関して Excel ダウンロードファイルの属性データのサポートが追加されます。また、ユーザーに属性が表示される方法も改善されます。
   
 出荷通知の配達日の許容範囲を検証 [CSC-14603]
この機能を使用すると、バイヤーは、出荷通知で配達日を指定できる期間を、オーダーまたはリリースで依頼された配達日の何日前から何日後までにするかを設定することができます。出荷通知の検証時に、この機能によって出荷通知の配達日が許容範囲外にあることが特定された場合、その出荷通知は提出できなくなります。バイヤーは、取引関係のあるサプライヤすべてまたはサプライヤグループに対してこれらの許容範囲を設定することができます。
   
 拡張制限商品およびサービス明細のオーダー確認 [CSC-21608]
この機能により、サプライヤは注文書の拡張制限サービスおよび商品明細の確認を作成することができます。サプライヤはサービスの開始日と終了日を編集し、予定金額を更新することができます。
   
 2021 年 4 月 1 日発効の 3.0 XSD スキーマ変更に準拠するためのハンガリーのタックスインボイス処理の機能強化 [NG-1387]
Ariba Network では、ハンガリー向けのタックスインボイス処理ソリューションを提供しています。これまで、請求書処理ソリューションでは、国家税関税局 (NAV) システムへの請求書レポートに 2.0 XSD スキーマが使用されていました。しかし、2021 年 4 月 1 日より、NAV では 3.0 XSD スキーマの使用が必須とされました。

*請求書処理ソリューションは以前と同様に引き続き機能し、3.0 XSD スキーマで必要とされる免税または付加価値税 (VAT) 対象外の理由を入力するオプションが提供されます。
*請求書処理のユーザーインターフェイスに、NAV によって提供される免税または付加価値税 (VAT) 対象外の理由の一覧が表示されるようになりました。サプライヤは、請求書の作成時に、付加価値税 (VAT) 率がゼロの理由を指定することができます。
   
 2021 年 1 月 1 日より有効となる Brexit に準拠するための英国および北アイルランド向けのタックスインボイス処理の機能強化 [NG-1395]
2021 年 1 月 1 日より有効となる Brexit に従って、英国は欧州連合 (EU) から脱退します。北アイルランドは、欧州連合 (EU) への商品の供給については、EU 加盟国と見なされますが、サービスの供給については見なされません。  Ariba Network では、英国および北アイルランドに対して機能強化された請求書処理ソリューションが提供されるようになりました。 
   
 SAP S/4HANA Cloud を使用した「Ariba Network および SAP Fieldglass によるサービス調達 (4R2)」連携シナリオのサポート (NP-20140) [NP-20140]
この機能により、Ariba Network および SAP Fieldglass によるサービス調達 (4R2) 連携シナリオに対するサポートが提供されます。これには、サービス購買のための SAP S/4HANA Cloud、SAP Fieldglass、および Ariba Network 間の連携が含まれています。また、この機能では、オーダー、サービスシート、および請求書などのドキュメントの送受信がサポートされます。
 

 
 集中見積依頼のための一元的な購買と SAP Ariba Discovery の連携をサポートするための機能強化 [NS-14083]
スコープアイテム Ariba Network による集中調達見積の自動化 (5JT) の一部として、この機能により、既存の見積依頼および見積メッセージ cXML に新しい Extrinsic 要素が導入されます。これにより、SAP S/4HANA Cloud 集中調達ハブから受信する集中見積依頼 (cRFQ) と、見積りの自動化からのローカルの見積依頼書 (RFQ) が区別され、それに応じて SAP Ariba Cloud Integration Gateway によってルーティングされるようになります。
   
 多様性に基づくサプライヤ分類 [SM-25931]
この機能により、バイヤーは複数の特徴に基づいてサプライヤを分類し、多様性をサポートして、優遇対象として識別および検証されたサプライヤとの取引を促すことができます。
   

 

 連携 
 拡張性および設定可能性 - API
   
 機能名および説明 KTNFA 
 Purchase Orders Supplier API の追加フィールド [CSC-23075]
この機能により、Purchase Orders Supplier API によって注文書から追加情報が取得されます。
   
 単一の API クライアントアプリケーションを複数の SAP Ariba ソリューションに関連付ける機能 [SI-2783]
これまで、各 API クライアントアプリケーションは 1 つの SAP Ariba ソリューションにしかアクセスできませんでした。この機能により、顧客の開発者は、単一の API アプリケーションを複数のソリューションに関連付けることができるようになるため、単一のクライアントアプリケーションでアクセスおよび操作できるデータの範囲が広がります。この機能は、複数のソリューションをサポートする API でのみ使用することができます。
    
 アプリケーションの OAuth トークン生成時の相互認証のサポート [SI-4056]
顧客は、OAuth トークンが生成される前に相互認証を要求するように SAP Ariba Developer Portal を設定できるほか、セキュリティ証明書を管理できるようになります。
    

 

 Cloud Integration Gateway
   
 機能名および説明 KTNFA 
 品質検査ドキュメントの種類で新しい EDI ドキュメント形式をサポート [IG-24113]
この機能により、Ariba Network のサプライヤは EDI ルーティング方法を介して品質検査ドキュメントを ASCx12 EDI863 ドキュメント形式で送受信することができます。
   

 

この情報には、2021 年 4 月時点での SAP Ariba の計画状況が反映されています。ここに説明されている機能は、随時予告なしに変更される可能性があります。  SAP Ariba は、内容の誤りや抜けに関して一切の責任を負いません。この Web ページに記載されている内容は、任意のバージョンの SAP Ariba ソリューションに特定の新機能が提供されることを SAP Ariba が確約しているものではありません。詳細については、顧客エンゲージメントエグゼクティブにお問い合わせください。
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