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REGAN-1716
Ariba Network ユーザーは、管理者にシステムからの個人情報の削除を依頼することができます。承認されると、ユーザーは Ariba Network にログインできなくなり、個人情報は取引ドキュメントを含め、ユーザーに表示されなくなります。
現在、Ariba Network では、ユーザーが Ariba Network を終了する際、または Ariba Network のどこからでも個人情報にアクセスしたり表示したりできないようにする場合に、ユーザーによるアクセスを取り消す方法は提供されていません。
この機能は、顧客ユーザーが Ariba Network へのアクセスの失効を申請するためのメカニズムを提供することで、Ariba Network が DPP の SEC-224 要件に準拠するのに役立ちます。さらに、この機能は、ユーザーが退職した場合や Ariba Network の使用を停止する場合など、必要に応じて個人情報を削除する際にも役立ちます。
発注者およびサプライヤ
自動的に有効化
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SAP Business Network
識別なし
ユーザーが個人情報を削除しても、取引ドキュメントに関連付けられているコメントまたは添付ファイルは影響を受けません。そのため、コメントまたは添付ファイルに個人情報を入力することは避けてください。
ユーザーのユーザーアクセス申請の失効が承認されると、そのユーザーの個人情報は SAP Business Network 取引ドキュメントで仮名化されます。ただし、申請が承認される前にほかのシステム (ERP など) と統合された取引ドキュメント、またはダウンロードされた取引ドキュメントには、引き続きユーザーの個人情報が含まれている場合があります。顧客は、影響を受けるビジネスパートナへの通知などの追加アクションを実行して、削除する必要があります。
顧客が法的な目的で仮名化されたユーザを再識別する必要がある場合、アカウントの管理者はその情報を提供することができます。
SAP Business Network for Procurement & Supply Chain 2108