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SAP Ariba 2108 リリース

   
  2108 機能概要 Web キャスト SAP Ariba ユーザーガイドの新機能  
       

 

  インフラストラクチャおよびセキュリティ
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  KT NFA  
  SAP Ariba でセキュリティ関連アクティビティを監査する機能 [SI-20]
この機能により、SAP Ariba 監査サービスが導入されます。SAP Ariba 監査サービスでは、SAP Ariba アプリケーションで実行された、選択したユーザー処理と管理処理がログに記録されます。SAP Ariba 監査サービスを使用して、セキュリティ関連のシステム情報 (ユーザーレコード、アプリケーションデータ、およびアプリケーション設定に対する変更など) を監視することができます。SAP Ariba 監査サービスは、ユーザーおよび管理者の悪意のある潜在的アクティビティを再現し、設定変更などの管理アクティビティを監視して、セキュリティ違反が発生した場合に法廷証拠を取得するのにも役立ちます。
   


   
  Ariba Network の Developer Portal で多要素認証をサポート [SI-2050]
多要素認証は、ユーザーが時間ベースの検証コードを使用して 2 度目の認証を行う必要がある 2 段階の検証プロセスです。1 段階認証プロセスと比べると、多要素認証プロセスではセキュリティが強化されます。  これまでは、AN サプライヤ SSO サインインオプションを使用して SAP Ariba Developer Portal にサインインしようとするサプライヤは、認証のために Ariba Network サプライヤサインインページにリダイレクトされていました。ただしこれは 1 段階認証プロセスに過ぎませんでした。  多要素認証を有効化すると、SAP Ariba Developer Portal にログインするためには 2 段階の検証プロセスを実行する必要があります。
          
  ユーザープライバシーオプションの機能強化および管理者によるユーザーのブロック機能 [SI-2425]
この機能では、ユーザーの忘れられる権利をサポートするユーザープライバシーオプションの機能強化、データ保護責任者 (DPO) グループの新規導入、DPO グループのメンバがユーザーをブロックする手段が提供されます。
        

 

  戦略的ソーシング  
  ソーシング
SAP Ariba Sourcing 機能が SAP Ariba Strategic Sourcing Suite で利用可能に
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  KT NFA  
  Guided Sourcing RFX イベントで価格設定条件をサポート [DMS-11827]
この機能により、SAP Ariba Sourcing での価格設定条件を含む Guided Sourcing の RFX イベントの使用がサポートされるようになります。Guided Sourcing の RFX イベントでは、明細の価格設定条件を表示および編集するために、バイヤーとサプライヤ向けにシンプルなユーザーインターフェイスがサポートされるようになりました。
       
  品目数レベルが「標準」のイベントの機能強化により多数のサプライヤをサポート [OPT-1592]
この機能では、100 社を超えるサプライヤに参加を依頼する、品目数レベルが「標準」のイベントに対し以下の機能が導入されます。

- イベントでサポートされるサプライヤの最大回答数について、バイヤーに警告メッセージで通知します。
- サポートされるサプライヤの最大回答数 (100) をイベントですでに受信している場合、サプライヤにメッセージで通知します。
- イベントで、許可されているサプライヤ回答の 90%、95%、100% で入札を受け付けた場合、バイヤーにメッセージで通知します。
- バイヤーは、入札比較レポート、品目順位レポート、入札レポート、最大 100 社の参加者を含むサプライヤの回答レポートをダウンロードできます。
       
  Guided Sourcing イベントにおける代案入札 [SS-17815]
代案入札では、サプライヤ (参加者) は、定義された Guided Sourcing イベントに基づいて基本入札を提出した後で、代案入札を提出することができます。その後、ニーズに最も適したサプライヤを選択することができます。
       
  Guided Sourcing イベントのサプライヤ追加品目 [SS-24994]
この機能により、サプライヤは、バイヤーが定義したものとは別に、Guided Sourcing イベントの基本入札と代案入札に品目を追加するか、または代案入札にのみ品目を追加することができます。バイヤーは、ロットおよび子品目を説明する添付ファイルを提出することをサプライヤに任意で許可することができます。
       

 

  業界向け Strategic Sourcing
SAP Ariba Strategic Sourcing Suite でのみ利用可能な機能
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  コストグループ情報を複数の明細に対してコピーする機能 [DMS-14701]
この機能により、ユーザーはコストの内訳ページから、入力されたコストグループ情報を複数の明細に対してコピーできるようになります。ユーザーは、追加されたコスト構成要素やコスト要素値などのコストグループ情報を、イベントの 1 つの明細から別の複数の明細にコピーすることができます。
       

 

  サプライヤ管理およびビジネスネットワーク  
  購買コラボレーション 
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  新しいサプライヤワークベンチの出荷対象品目 [CSC-19230]
新しいサプライヤワークベンチに [出荷対象品目] タイルが追加され、出荷通知の作成をオンラインでより迅速かつ効率的に行えるようになりました。
     
  顧客参照用番号のユーザーインターフェイスサポート [CSC-24808]
この機能によって、Ariba Network のユーザーインターフェイスでは、オーダーまたはリリースの詳細ページに顧客用参照番号が追加されます。
       
  インドの事前承認済み請求書で請求書参照番号を検証[NG-4710]
インドの 2019 年税法により、サプライヤが請求書登録ポータル (IRP) に請求書をオンラインで提出すると、その請求書に対し一意の請求書参照番号 (IRN) および QR コードが生成されます。サプライヤは、Ariba Network で請求書を作成する際に、その他の請求書詳細とともに IRN を指定して、事前承認済み請求書をアップロードする必要があります。指定した IRN、請求日、請求書番号、GSTN は、アップロードされた事前承認済み請求書のものと同一である必要があります。  

Ariba Network では、事前承認済み請求書の IRN が請求書の作成時に検証されます。請求書番号、請求日 (会計年度)、サプライヤ GSTN などのパラメータを使用してシステム内の IRN 値が計算され、入力された IRN と照らして検証されます。これらの値のいずれかに不一致がある場合、エラーメッセージが表示されます。これにより、サプライヤが不適切な IRN を更新できないようにします。
       
  4R2 連携シナリオで商品明細と簡易サービス明細の両方を含むオーダーをサポート [NP-25895]
この機能により、商品明細と簡易サービス明細の両方を含むオーダーが「Ariba Network および SAP Fieldglass によるサービス調達 (4R2)」連携シナリオでサポートされます。また、複数行のサービスシートや関連する請求書もサポートされます。
       
  SAP Supplier Financing [PAY-3711]
SAP Ariba Supplier Financing では、Ariba Network で作成されたデジタルフットプリントを活用して、財務の健全性を追求する MSME (零細企業および中小企業) の摩擦を低減します。

これは、小規模企業がデータへのアクセスに同意するだけで適切な運転資本ファイナンスを見つけたり、複数のオンライン資金提供者/金融機関から優位な条件で事前評価されたオファーの一覧が提供されるようにしたりすることを可能にするセルフサービスソリューションです。サプライヤは、事前評価されたオファーを 1 つ以上選択して、完全なデューデリジェンス、および資金提供者/金融機関とのオンボーディング手続き (その特定の資金提供者/金融機関のそれぞれの使用条件および資金協定の適用を受けるもの) を完了することができます。ほかにも、2 者間の財務協定の期間中は、このソリューションにより、選択した資金提供者/金融機関との AN 取引データの交換が自動化されるため、貸付/資金調達プロセスが簡素化されます。
   


 
  早期支払申し入れに関する電子メール通知の改善 [PAY-5414]
SAP Ariba では、サプライヤが早期支払に関する通知を受信する頻度 (請求書の承認ごとに 1 回または 1 日 1 回 (サプライヤが指定した時刻)) を選択できるようになりました。
     
  Ariba Network の取引データ削除および保存の機能強化 [REGAN-1654]
この機能により、Ariba Network の取引データ削除および保存の規定が以下のように機能強化されます。

- 定期削除および 1 回かぎりの削除: 取引データの定期削除を依頼できるだけでなく、ユーザーはデータの 1 回かぎりの削除も依頼できるようになりました。
- 削除対象として識別された取引ドキュメントのダウンロード: ドキュメントが削除対象として識別された後、ユーザーは 30 日間まで ZIP ファイルをダウンロードすることができます。
- 削除できるドキュメントタイプの追加: スポット見積りおよびサービス証明の削除がサポートされるようになりました。
       
  Ariba Network からのユーザーアクセスの失効とユーザーの個人情報の削除 [REGAN-1716]
Ariba Network のユーザーは、システムから個人情報を削除するよう管理者に申請することができます。承認されると、そのユーザーは Ariba Network にログインできなくなり、個人情報は取引ドキュメントのものも含め表示されなくなります。
       
  組織プロファイルレポート [REGAN-3372]
これまでは、Ariba Network の顧客は自社の会社プロファイルをエクスポートすることができませんでした。この機能により、Ariba Network のバイヤーおよびサプライヤは組織プロファイルレポートを生成し、Ariba Network から CSV 形式で会社プロファイル情報を簡単にダウンロードできます。
       
  [遅延なしの支払いの比率] KPI ウィジェットとベンチマークウィジェット [SA-12332]
サプライヤは、[遅延なしの支払いの比率] KPI ウィジェットとベンチマークウィジェットを使用して、サプライヤの地域別、バイヤーの業種別、および実績四分位数別に、顧客の業績をネットワークの業績集計と比較することができます。
     
  スタンダードアカウントのワークベンチタイル内のドキュメント番号リンク [SA-23330]
スタンダードアカウントの操作性が改善され、どのワークベンチタイルからもドキュメントの詳細ページにナビゲートできるようになりました。スタンダードアカウントユーザーは、ドキュメントのページで、それぞれの権限に基づいて処理を実行することができます。

As of September 02, 2021, this feature is available on all SAP Business Network standard accounts.  
       

 

  Supply Chain Collaboration
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  計画および予測コラボレーションの四半期時系列 [CSC-22702]
この機能により、計画および予測コラボレーションに対して、既存の [日に 1 回]、[週に 1 回]、[月に 1 回]、および [年に 1 回] の時系列粒度に [四半期] 時系列粒度が追加されます。予測の確定は、ユーザーインターフェイスと Excel ファイルの両方から、これらの時系列粒度を使用して実行できます。
       
  構成品目受領書の重複の防止、オンライン構成品目出荷通知に表示される運送業者情報、および [拡張コラボレーション] タブの新しい検索フィルタ [CSC-24088]
この機能により、変換された構成品目受領書からすでに受入済みの構成品目を除外する機能が追加され、構成品目受領書の重複が回避されます。また、この機能では、在庫転送オーダーに検索機能がさらに追加され、構成品目出荷通知の詳細ページに運送業者情報が追加されます。
       
  計画プロセスに対する複数のビュー [CSC-24240]
この機能を使用すると、バイヤーは、計画プロセスに対してカスタムビューと呼ばれるビューを作成し、それらのビューに対して条件を設定することができます。この機能が提供されるまでは、1 つの計画プロセスのすべての計画品目に対し、1 つのビュー (標準ビュー) しか使用できない状況となっていました。
     
  注文書および請求書の販売先 BusinessPartner 情報 [CSC-24925]
cXML 注文書に soldTo 役割が割り当てられた BusinessPartner 要素が含まれていると、この機能によって、Ariba Network ユーザーインターフェイスの注文書の詳細ページにその要素からの情報が表示されます。
       
  承認申請ドキュメントのコピーをコピーサプライヤに常時送信 [CSC-25033]
この機能によって、多段階オーダーシナリオにおけるオーダー確認の差異の承認がさらに機能強化されます。承認申請ドキュメントのコピーがコピーサプライヤに常に送信されます。
       

 

  連携  
  拡張性および設定可能性 - API
イネーブルメントモデル   詳細情報  
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  KT NFA  
  Invoice Header Data Extraction API の機能強化により状況の更新日での照会をサポート [NP-28133]
これまでは、請求書が更新された日付を基に、API 利用者が請求書ヘッダーデータを抽出するオプションはありませんでした。請求書ヘッダーのデータ抽出はすべて、請求書が作成された日付に基づいていました。そのため、請求書の状況変更を確認したり、それに応じて業務タスクを実行したりすることができませんでした。  Ariba Network では現在、Invoice Header Data Extraction API にアクセスできる SAP Ariba API ポータルの利用者は、請求書が更新された日付に基づいて請求書ヘッダーを照会することができます。Invoice Header Data Extraction API が機能強化され、請求書が更新された日付に基づいて、日付範囲を使用して請求書を照会するためのオプションフィルタが用意されています。
       
  SAP Ariba Developer Portal のインクルーシブランゲージ [OPEC-8178]
SAP Ariba Developer Portal ユーザーインターフェイスの用語 'whitelist (ホワイトリスト)' および 'whitelisted (ホワイトリスト記載済)' のすべてのインスタンスが、'list of allowed IPs (使用可能 IP 一覧)' や 'allowed (使用可能)' など、より包括的な用語に置き換えられています。
       

 

  Cloud Integration Gateway
イネーブルメントモデル   詳細情報  
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  KT NFA  
  倉庫出荷オーダー向けに ASC-X12 ドキュメントルーティング形式での新しいドキュメントの種類 (940) をサポート [IG-27648]
この機能により、STO プロセスの倉庫出荷オーダーメッセージ向けに、ASC-X12 ドキュメントルーティング形式での新しいドキュメントの種類 (940) がサポートされます。Ariba Network のサプライヤは、倉庫出荷オーダーメッセージを使用して、サードパーティの分散倉庫管理システムまたは物流業者に対し、バイヤーに商品を発送するよう通知できます。
       
  倉庫出荷通知向けに ASC-X12 ドキュメントルーティング形式での新しいドキュメントの種類 (945) をサポート [IG-27649]
この機能により、STO プロセスの倉庫出荷通知メッセージ向けに、ASC-X12 ドキュメントルーティング形式での新しいドキュメントの種類 (945) がサポートされます。サードパーティの物流業者は、倉庫出荷通知メッセージを使用して、Ariba Network のサプライヤに対しバイヤーに出荷が送られたことを通知できます。
       
  ERP で作成された請求書で後続のデビットメモをサポート [IG-28422]
この機能により、Ariba Network に送信された、ERP で作成された請求書で後続のデビットメモがサポートされます。
       

 

この情報には、2021 年 7 月時点での SAP Ariba の計画状況が反映されています。ここに説明されている機能は、随時予告なしに変更される可能性があります。  SAP Ariba は、内容の誤りや抜けに関して一切の責任を負いません。この Web ページに記載されている内容は、任意のバージョンの SAP Ariba ソリューションに特定の新機能が提供されることを SAP Ariba が確約しているものではありません。詳細については、顧客エンゲージメントエグゼクティブにお問い合わせください。
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