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NP-28892
(ヨーロッパデータセンターに加えて) SAP Ariba Cloud Integration Gateway (CIG) US データセンターを使用することができます。既存のユーザー ([会社プロファイル] で北米、中米、および南米のいずれかの国が設定されている) には、ヨーロッパデータセンターから新しい米国データセンターに切り替えるオプションがあります。
これまで、このオプションは、組織内での役割に関係なく、すべてのユーザーが利用できました。ユーザーが SAP Ariba の推奨設定およびテストなしでデータセンターの切り替えを開始した場合、望ましくない結果が生じる可能性があります。
そのため、CIG データセンターの偶発的または早期の切り替えを回避するために、Ariba Network でデータセンター切り替えオプションを利用できるようにするためのプロビジョニングが管理者ユーザーのみに提供されるようになりました。
新しい SAP Ariba Cloud Integration Gateway (CIG) 米国データセンターが利用可能になったため、Ariba Network でプロビジョニングが行われ、ユーザーが米国 CIG データセンターに切り替えることができるオプションが提供されました。ただし、このオプションは、役割/権限に関係なく、すべての適格ユーザーが利用できたため、誤って切り替えられる可能性、または (必要な前提条件に対応せずに) 早期切り替えが開始される可能性が高くなっていました。この切替は、機能的に元に戻すことができず、必要な再設定およびテストがスイッチの開始前に行われなかった場合、ユーザの既存の設定/統合で問題が発生する可能性があります。
この機能強化により、SAP Ariba Cloud Integration Gateway (CIG) データセンターを切り替えるオプションは、Ariba Network アカウント管理者のみが利用できるようになります。これにより、CIG データセンターの切り替えプロセスが偶発的または早期に開始される可能性が減少します。
バイヤーおよびサプライヤ
自動的に有効化
SAP Business Network
支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイ
識別なし
- 北米、中米、および南米の既存のお客様のみが、支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイデータセンターをヨーロッパから米国に切り替えることができます。これは、アカウント管理者のみが利用可能な 1 回限りの切り替えであり、この処理は取り消すことができないため、ユーザーはヨーロッパデータセンターに戻すことができません。
注：支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイの設定画面にアクセスできるその他すべてのユーザーは、米国のデータセンターの利用可能性に関する情報を表示することができます。ただし、データセンターの切り替えを開始するオプションは使用できません。
- Ariba China Network に登録されているお客様は、引き続き中国の支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイデータセンターを指します。これは排他的なネットワークであるためです。これらのお客様は、データセンターを切り替えるためのプロビジョニングを利用できません。Ariba China Network に登録されていない顧客は、会社プロファイルで国/地域が中国に設定されている場合でも、ヨーロッパデータセンターを指します。
- 支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイデータセンターを切り替える場合、切替プロセス中にデータセンター間でデータ移行は行われません。切替プロセスが終了する前に転記された取引はすべて以前のデータセンタに残り、切替の完了後に行われた転記は新しいデータセンタに保存されます。
- ユーザーにテストアカウントがあり、データセンターを切り替えるために必要な権限がある場合、ユーザーは最初にテストアカウントでデータセンターを切り替える必要があります。その後、ユーザーは本稼動アカウントでデータセンターを切り替えることができます。
SAP Business Network for Procurement & Supply Chain 2111