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NP-28133
これまでは、API 利用者が請求書が更新された日付に基づいて請求書ヘッダーデータを抽出するオプションはありませんでした。すべての請求書ヘッダーデータの抽出は、請求書が作成された日付に基づいていました。そのため、請求書のステータス変更をチェックし、それに応じてビジネスタスクを実行することができませんでした。
Ariba Network では、Invoice Header Data Extraction (請求書ヘッダーのデータ抽出) API にアクセスできる SAP Ariba API ポータルのコンシューマが、請求書が更新された日付に基づいて請求書ヘッダーデータを照会できるようになりました。Invoice Header Data Extraction (請求書ヘッダーのデータ抽出) API が機能強化され、請求書が更新された日付に基づく日付範囲を使用して請求書をクエリするためのオプションのフィルタが追加されています。以下に例を示します。
GET {{runtime_url}}/invoices?$filter=startDate eq '2021-02-02T00:01:01' and endDate eq '2021-02-02T23:59:58'&$filter=documentStatusUpdatedStartDate eq '2021-02-02T00:01:01' and documentStatusUpdatedEndDate eq '2021-02-02T00:01:01'&$skip=0&$top=100
現在、API コンシューマーには、請求書が更新された日付に基づいて請求書ヘッダーデータを抽出するオプションはありません。すべての請求書ヘッダーデータの抽出は、請求書が作成された日付に基づきます。そのため、請求書のステータス変更をチェックし、その情報に対応することはできません。
Invoice Header Data Extraction (請求書ヘッダーのデータ抽出) API の機能強化により、顧客は請求書更新日の照会によって請求書状況の更新を使用してビジネスフローを推進できるようになり、この API でサポートされるビジネス機能の範囲が広がりました。
発注者およびサプライヤ
自動的に有効化
SAP Ariba API
SAP Ariba Developer Portal
SAP Business Network
この機能に関連する SAP Ariba API を使用するためにアプリケーションを作成してアクセス権を依頼するには、SAP Ariba Developer Portal へのアクセス権が必要です。詳細については、SAP Ariba Developer Portal のヘルプで「SAP Ariba APIs の使用を開始する手順」を参照してください。
この API に対して行われたクエリはすべて、OAuth 認証を使用して認証される必要があります。詳細については、SAP Ariba Developer Portal のヘルプで「Developer Portal 認証」を参照してください。
SAP Business Network で API クライアント ID を設定する必要があります。
SAP Ariba Developer Portal を使用するサプライヤ向けの SAP Ariba API の使用は、エンタープライズアカウントを持つ SAP Business Network サプライヤのみに制限されています。
SAP Ariba Developer Portal へのアクセスは、その他のすべての SAP Business Network サプライヤアカウントの種類に対して制限されています。たとえば、スタンダードアカウントのサプライヤは SAP Ariba Developer Portal にアクセスできません。
SAP Business Network for Procurement & Supply Chain 2108