ImportCtrl 列の機能

SupplierConsolidated.csv ファイルおよび UserConsolidated.csv ファイルの ImportCtrl フィールドでは、親サイトにロードするデータと、Federated Process Control (FPC) システムの子サイトにロードするデータを指定することができます。

ImportCtrl に指定できる値は以下のとおりです。

• 両方: Both の値を指定すると、Common と Partitioned の両方が作成または更新されます。両方のオブジェクトが自動的にリンクされます。
• 共有: 共有の値により、有効な共通オブジェクトと無効なパーティションオブジェクトが作成されます。これらはリンクされません。
• Partition: Partition の値は、ID が一致する Common がすでに存在しない限り、それ自体では何も実行されません。一致する ID を持つ既存の共通が存在する場合、結果はパーティション化されたもののみ作成されます。

ImportCtrl 列を空白のままにすると、子レルムまたはスタンドアロンレルムへのインポート時に [両方] に初期設定されます。親レルムにインポートすると、通常の設定で [共有] に設定されます。

SAP Help Portal - 統合 CSV ファイルを使用したデータの合理化

ImportCtrl の値に関係なく、親から子へのデータ複製の動作は、レルムの複製設定に依存することに注意してください。

• マルチバリアント設定では、親サイトにロードされた共通データが子サイトに複製されます。次に、パーティション化されたデータを各マルチバリアントの子サイトにロードします。
• シングルバリアント設定では、親サイトにロードするすべてのデータ (共通データおよびパーティションデータを含む) がシングルバリアントの子サイトに複製されます。

複製設定を確認する場合は、サポート問い合わせ担当者 (DSC) に連絡してケースを作成してください。複製設定を変更するには、CEE またはコンサルティングに連絡してください。

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