購買ユニットの責任が承認経路にどのように影響するかについての詳細情報が必要です。

購買ユニットの責任は、承認経路に以下のように影響します。

• ResponsibleUser.csv に一覧表示されているグループごとに、その購買ユニットを担当するユーザーのみを含むサブグループが生成されます。
• 購買ユニットの責任のないユーザーは、その購買ユニットに担当ユーザーが存在する場合、その購買ユニットの申請の承認経路に追加されません。
• 承認経路に承認グループ (請求書マネージャグループなど) が追加されると、承認プロセスによって、そのグループに属するユーザーに、申請に関連付けられた購買ユニットに対する責任があるかどうかがチェックされます。
  
  担当ユーザーが見つかった場合は、承認経路内のグループが、申請に一覧表示されている購買ユニットの責任を持つユーザーのみを含むサブグループに置き換えられます。
  
  ただし、申請にグループ承認が設定されており、申請からそのグループと購買ユニットの組み合わせに対する ResponsibleUser.csv ファイル ([担当ユーザー割り当てをインポートする] タスク) にユーザーがいない場合:
  
  • 購買ユニットの表示制御パラメータが有効化されている場合は、そのグループの親購買ユニットに担当ユーザーが存在するかどうかがチェックされます。担当ユーザーが見つかるまで購買ユニット階層のチェックが継続され、最後に [すべて] 購買ユニットを担当する承認グループのメンバに対するチェックが行われます。最上位レベルの購買ユニットを担当する有効なグループメンバがまだ存在しない場合は、承認のために [顧客管理者] が追加されます。
  • 購買ユニットの表示制御パラメータが有効化されていない場合、承認申請は承認グループのすべてのメンバに送信されます。

承認経路図には、承認サブグループが元のグループと同じ名前で表示されます。ただし、グループ名をクリックすると、グループの詳細に、プライベートグループに関連付けられた購買ユニットを表示する [コンテキスト] という名前の追加フィールドが含まれます。

注: 承認経路に申請者の直属の上司が含まれている場合、申請者と直属の上司が同じ購買ユニットに属しているかどうかに関係なく、直属の上司が追加されます。

購買ユニット階層は、ユーザーがどの申請を処理できるか (承認または拒否できる申請など) には影響しません。つまり、1 つの購買ユニットからの申請を処理できるユーザーは、子購買ユニットまたは親購買ユニットに特に責任がある場合を除いて、必ずしもその購買ユニットの子または親からの申請を処理できるわけではありません。

重要: 購買ユニット設定に担当ユーザー機能が含まれている場合は、以下の点に注意してください。明示的な購買ユニットの責任のないユーザーは、承認グループにその購買ユニットの担当ユーザーが含まれている場合、その購買ユニットからの申請の承認経路に追加されません。これは、ユーザーが属する購買ユニットに関係なく当てはまります。

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