SAP Business Network 2511 リリース

	調達コラボレーション
	自動的に有効化
	SAP Business Network ユーザー向けの [共通設定] ページ [NEXTGEN-24183] SAP Business Network での取引先のすべてのユーザー設定は、新しい [設定] ページに統合されています。新しい [設定] ページには、従来の [プロファイルの管理] および [設定] メニューのすべてのユーザー設定が含まれています。 SAP Business Network のユーザー設定が更新され、すべての取引先でナビゲーション操作の一貫性が向上しました。この新しいページにより、SAP Business Network でのプロファイル、システム、およびアカウント設定の表示とユーザビリティが改善されます。 注意: この機能は、すべてのお客様がすぐに使用できます。
	ベルギーでのタックスインボイス処理 [NG-8736] SAP Business Network では、バイヤーがこの機能を有効化した場合に、関連するベルギー B2B 規制に対応するために、EN-16931 準拠の請求書を作成および処理することができます。この場合、SAP Business Network で発行される UBL 請求書は法定請求書として構成される一方、cXML ファイルはデータ転送および処理目的でのみ使用されます。
	送信請求書に対するポーランドの電子請求 [NG-9059] ポーランドのサプライヤは、SAP Business Network で作成された請求書をポーランドの税務当局ポータル Krajowy System e-Faktur (KSeF) に直接提出できるようになりました。SAP Business Network により、システムで判読可能な cXML 請求書がポーランドの FA xml 電子請求書形式に変換され、請求書の検証のために KSeF ポータルに送信されます。KSeF ポータルからの有効な FA xml 電子請求書のみが SAP Business Network システムで処理されます。バイヤーは、FA xml 電子請求書および PDF バージョンの請求書とともに cXML 請求書を添付ファイルとして受信します。 注記: この機能は、2512 リリースのすべてのお客様に対して有効化されます。
	サプライヤグループユーザーインターフェイスの機能強化 [NP-49710] この機能により、SAP Business Network でサプライヤグループを管理するための新しい簡略化されたユーザーインターフェイスが導入されます。
	スタンダードアカウントのサプライヤに対して 4R2 サービス購買プロセスを有効化 [NP-57779] SAP Fieldglass からサービスシート (SES) が送信されると、支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイによってプロセスが処理され、SAP Business Network サプライヤアカウントに転送されます。ただし、このルーティングは、標準サプライヤアカウントではなく、エンタープライズサプライヤアカウント用に設計されています。 この制限により、スタンダードアカウントのサプライヤが 4R2 統合を使用できなくなります。これは、SES の提供のために支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイに依存します。 現在は、サプライヤのアカウントの種類 (標準またはエンタープライズ) に関係なく、支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイを使用して SAP Fieldglass から送信された SES ドキュメントが使用されるように SAP Business Network が設定されています。
	バイヤーおよびサプライヤ向けの優先言語サポート [NP-61450] この機能により、[アカウント設定] ページの [言語および地域] 権限に新しいプルダウンリスト [優先言語] が追加されます。ここで、管理者は組織レベルで [優先言語] を設定することができます。
	NextGen でのアカウントリンク [NP-62741] - サプライヤ向け機能 この機能により、ユーザーは同じ組織または個人にリンクされている複数のアカウントを識別することができます。 注：この機能の提供は延期されました。利用可能性に関する更新情報については、このページを確認してください。
	次世代ディスカバリ [PAY-25168] 次世代の SAP Business Network Discovery は、SAP BTP プラットフォームと SAP Fiori ユーザエクスペリエンスを使用して作成された独立したアプリケーションです。これにより、顧客はシームレスなオンボーディングエクスペリエンスを享受し、遅延を排除し、卓越したパフォーマンスを実現することができます。 注記: この機能は、SAP Business Network 2511 リリースのすべてのお客様に提供されるわけではありません。12 月 12 日までにすべてのお客様とともに段階的にロールアウトされる予定です。
	会社プロファイルでの送金先住所の管理をサポート [SA-55009] - サプライヤ向け機能 サプライヤは、[会社プロファイル] の [その他のエンティティ] タブで直接 [送金先] 住所を管理できるようになりました。これにより、請求書処理および支払プロセス全体で住所情報の一貫性と正確性が確保されます。
	顧客による設定
	Fieldglass 統合 (4R2) 向けに改訂されたサービスシートからの明細レベルのクレジットメモの自動生成をサポート [NP-28980] この機能により、サプライヤは、SES が SAP Business Network ですでに請求されている場合に、Fieldglass でサービスシート (SES) を修正することができます。SES が修正または改訂されると、以前に作成された SES がキャンセルされ、新しい SES が作成され、SAP Business Network で明細レベルのクレジットメモが自動的に生成されます。
	42K および Commerce Automation 向けに改訂されたサービスシートからの明細レベルのクレジットメモの自動生成をサポート [NP-34675] この機能により、サプライヤは、SES が SAP Business Network ですでに請求されている場合に、サービスシート (SES) を修正または改訂することができます。SES が修正または改訂されると、以前に作成された SES がキャンセルされ、新しい SES が作成され、SAP Business Network で明細レベルのクレジットメモが自動的に生成されます。 以前は、サービスシートが承認または請求された後、サプライヤはサービスシートを修正できましたが、負の値を割り当てても明細レベルのクレジットメモは自動生成されませんでした。このため、サービスシートはバイヤーによって正しく処理されなかったため、バイヤーはカスタムロジックを実装する必要があります。負の値を含むサービスシートの訂正は、標準ではサポートされていません。

	統合
	自動的に有効化
	B2B での在庫レポートのサポート - EDIFACT INVRPT D.96A [SBNI-2262] - サプライヤ向け機能 この機能により、サプライヤが EDIFACT INVRPT D.96A 標準を使用して在庫情報を送信できるようになり、EDI 在庫レポートプロセスが機能強化されます。この新しい受信マッピングにより、INVRPT メッセージが ProductReplenishmentMessage (cXML) に変換され、在庫データが正確に取得されてバイヤーに送信されます。 この機能強化により、EDIFACT を使用するサプライヤ向けに標準化された統合パスが提供され、バイヤーはサプライヤの在庫レベルをリアルタイムで把握し、製造モニタの要件をサポートすることができます。
	B2B での自己請求書のサポート – EDIFACT INVOIC D.96A [SBNI-2375] - サプライヤ向け機能 この機能により、EDIFACT INVOIC D.96A 形式での自己請求書 (入庫/請求自動決済 - ERS) の生成に対するサポートが導入されます。
	支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイおよび SAP S/4HANA および SAP ECC 向け SAP Business Network アドオン 1.0 のリリースサイクルを迅速化 [IG-55157] SAP Ariba 2602 リリースより、支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイ AddOn 1.0 のリリース頻度が年に 4 倍に増加します。これは、SAP S/4HANA、SAP S/4HANA Cloud Private Edition、および SAP ECC に適用されます。アドオンサポートパッケージは、SAP Ariba リリース 2602 から 2 月、5 月、8 月、11 月にリリースされます。SAP は、最新の四半期アドオンサポートパッケージに先立つ 12 カ月以内にリリースされたすべてのアドオンサポートパッケージに対するサポートを提供します。提供頻度の増加により、最新の機能、改善、コンプライアンス拡張にタイムリーにすばやくアクセスできるようになり、迅速な導入が可能になります。
	顧客による設定
	支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイを使用した SAP S/4HANA と SAP Business Network 間の簡易サービス購買統合のサポート [IG-54359] この機能では、支出管理および SAP Business Network 向け SAP Integration Suite 管理ゲートウェイおよび S4CI1 コンポーネントを使用して、SAP S/4HANA と SAP Business Network Commerce Automation 間のリーンサービス購買統合がサポートされます。この機能により、バイヤーとサプライヤは、すべての簡易サービスドキュメント (サービスオーダー、サービスシート、請求書など) をやり取りすることができます。

この情報には、2025 年 10 月時点での SAP Business Network の計画状況が反映されています。ここに説明されている機能は、随時予告なしに変更される可能性があります。SAP は、誤記、脱落等の過失について責任を負わず、この Web ページのいかなる規定も、SAP が任意のバージョンの SAP ソリューションに特定の新機能を含めるという確約を表すものではありません。詳細については、顧客エンゲージメントエグゼクティブにお問い合わせください。