電子メール

SAP Procurement および SAP Business Network 2302 リリース

 

  2302 早期リリースシリーズ 新機能ガイド リリースのハイライト リリース概要 必須になる機能  
  質問への簡潔で直接的な回答を提供する製品エキスパートと対話できるインタラクティブなフォーラム。 2302 (2023 年第 1 四半期) リリースに含まれる新機能および変更された機能について説明されています。 2302 リリースで得られる利点を見つけます。 予定されている機能のダウンロード可能な概要 (追加機能コンテンツへのリンクを含む) を提供します。 以前にリリースされたこれらの機能のオプトイン期間が終了します。  2302 リリースより、これらの機能は、該当ソリューションを使用しているすべてのお客様に対して自動的に有効になるか、引き続き使用するためにお客様の側でほかのアクションが必要になります。  

 

  一般的な機能
 
  インフラストラクチャおよびセキュリティ イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明
自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
 

顧客サイトの変更前に SAP Ariba 担当者が書面による同意の取得を必要とするワークフロー [PLAF-4717]
新しいサービスマネージャワークフローでは、顧客サイトを変更する前に、SAP Ariba 担当者が書面による同意を取得する必要があります。

この機能の提供は延期されました。 

         
   SAP 制御パラメータをインテリジェント設定マネージャに表示して更新内容をテストサイトから本稼動サイトに移行する機能 [PLICM-847]
[インテリジェント設定マネージャ] ワークスペースを使用して、顧客はすべての SAP 制御パラメータを各自のサイトで表示できるようになりました。さらに、SAP Ariba の担当者は、インテリジェント設定マネージャを使用して、SAP 制御パラメータを顧客のサイトで簡単に管理できます。顧客は任意の変更内容をテストサイトから本稼動サイトに移行できます。
     

 

 

  モバイル 
 
  モバイルアプリ イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明
自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  SAP Ariba Procurement モバイルアプリの [承認対象の購入申請] 画面でサプライヤ名を表示 [BMA-4311]
この機能により、承認者は SAP Ariba Procurement モバイルアプリの [承認対象の購入申請] 画面でサプライヤの名前を表示することができます。購入申請に複数のサプライヤの品目が含まれる場合は [すべてのサプライヤを表示] リンクが表示され、これをクリックするとほかのサプライヤの名前が一覧表示されます。この機能により、承認者はサプライヤに基づいて確認する購入申請に優先順位を付けることができます。
         
  カートフローの統合 [SAS-3]
カートフロー (カートへの品目の追加 (新しい購入申請の作成または既存の購入申請への追加)、購入申請からの品目の削除、品目の数量の変更、カートからの品目のクリア、購入申請での品目の一覧表示) が統合されています。
       
  内容の確認時の住所の選択 [SAS-5]
ユーザーは、購入申請の提出前に、住所を選択することができます。
       

 

 

  戦略的ソーシング
 
  Sourcing
SAP Ariba Sourcing 機能は SAP Ariba Strategic Sourcing Suite で利用可能です。 
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明
自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  Guided Sourcing イベントでサプライヤ情報を匿名化する機能 [SS-32247]
この機能により、バイヤーは、Guided Sourcing テンプレートを設定して、公開される RFP、RFI、およびオークションのすべてのページ、ポップアップ、ダイアログボックス、およびレポートで、イベントの入札期間が終了するまで、サプライヤ情報を匿名化することができます。入札者の正体を守るため、入札期間中はバイヤーがイベント添付ファイルにアクセスすることはできません。この機能により、バイヤーは、公開ソーシングイベントなどのイベントで法規制順守を確保することができます。
         
  イベントの開催期間変更の承認タスクを追加する機能 [SS-34063]
この機能により、承認タスク [開催期間変更の承認] が導入され、バイヤーは、承認者を割り当てて、Guided Sourcing イベントの開催期間変更を確認し、承認または却下することができます。
         
  従来の Sourcing の作成をブロックして新しい Guided Sourcing インターフェイスに切り替える機能 [SS-37006]
この機能では、ユーザーが従来の SAP Ariba Sourcing インターフェイスでソーシングプロジェクトとソーシング申請を作成するのをブロックすることができ、ユーザーは新しい Guided Sourcing インターフェイスに切り替え、それを使用するよう促されます。
  サポート
リクエスト
     
  Guided Sourcing イベントでサプライヤリスク情報を表示する機能 [SS-38428]
この機能では、状況がドラフト、[進行状況確認]、および [回答の確認] にある Guided Sourcing イベントのサプライヤリスク情報を表示するためのサポートが導入されています。Guided Sourcing ユーザーインターフェイスで、バイヤーは、さまざまなカテゴリのサプライヤのリスクレベルおよびスコアを確認することができます。[低]、[中]、[高]、[不明] などのリスクレベルに基づいてサプライヤを検索することができます。サプライヤリスク情報に応じて、バイヤーは、Guided Sourcing イベントへの参加を依頼するサプライヤを決定することができます。
         
  ソーシング申請から品目および内容をイベントセクションに追加する機能 [SS-38790]
この機能により、バイヤーユーザーは、ソーシング申請から品目および内容を直接 Guided Sourcing イベントのセクションに追加することができます。
         

 

  業界向け Strategic Sourcing
これらの機能は SAP Ariba Strategic Sourcing Suite でのみ使用することができます。 

イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  SAP Ariba Sourcing による S/4HANA ソーシング (4BL) 統合シナリオでの RFQ 簡易サービス階層のサポート [DMS-16627]
この機能では、SAP S/4HANA Cloud との SAP Ariba Sourcing 統合 (4BL) 統合シナリオに RFQ 簡易サービス階層のサポートが導入されています。
       
  BOM 見積り機能の機能強化 [DMS-17827]
この機能により、バイヤーは、サプライヤに対して BOM 見積りを依頼する際に、リーフレベルの構成品目の実際の数量を表示および変更できるようになりました。さらに、BOM 見積りイベントでの作業中は、イベントオーナーがイベントに対して設定した通貨でコストが表示されます。
         

 

  Contracts
SAP Ariba Contracts 機能は、SAP Ariba Strategic Sourcing Suite で使用できます。   

イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  SAP Master Data Integration を使用した SAP S/4HANA Cloud からのプラントマスタデータの複製をサポート [PLMDS-4922]
この機能では、SAP Master Data Integration を使用して、SAP S/4HANA Cloud から SAP Ariba アプリケーションにプラントマスタデータを複製するためのサポートが導入されています。このリリースでは、プラント v4.0.0 マスタデータオブジェクトに対するサポートが提供されます。
         
  SAP Master Data Integration を使用した SAP S/4HANA Cloud からの製品マスタデータの複製をサポート [PLMDS-4926]
この機能では、SAP Master Data Integration を使用して、SAP S/4HANA Cloud から SAP Ariba アプリケーションに製品マスタデータを複製するためのサポートが導入されています。このリリースでは、製品 v4.0.0 マスタデータオブジェクトに対するサポートが提供されます。
         

 

  Supplier Management
このグループの機能は、SAP Ariba Strategic Sourcing Suite でも使用できます。 

イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明

自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  ソーシングデータと契約データを表示するようにサプライヤ 360° プロファイルの [概要] エリアを機能強化 [SM-32192]
この機能により、サプライヤ 360° プロファイルの [概要] 領域で [ソーシングイベント] パネルにサプライヤのソーシングイベント、[契約] パネルに契約ワークスペースの概要が表示されます。サプライヤ 360° プロファイルの新しい [ビジネス活動] エリアには、ほかの SAP Ariba アプリケーションにおけるサプライヤのビジネス活動がすべて一覧表示されます。
この機能の提供は延期されました。 提供に関する最新の情報については、このページを確認してください。https://support.ariba.com/item/view/KB0582441
           
  モジュール式質問事項プロジェクトの内部フォームまたは質問事項で評価を集計 [SM-32493]
この機能により、組織の内部関係者は、プロジェクトの 1 つ以上の内部フォームまたは内部質問事項に評価を入力できます。評価によって組織は回答が評価される正式な方法を作成できます。評価を使用して回答を (配達、品質、サービス、価格、コンプライアンスなどのさまざまなパラメータに基づいて) 評価または「格付け」します。最終評価は、内部ユーザーが各内部フォームまたは質問事項に入力した個々の評価すべてを単純に集計したものです。
     

   
  Dun & Bradstreet 検索を使用するサプライヤ申請でサプライヤ住所を編集する申請者および承認者向けの機能 [SM-34928]
この機能により、申請者および承認者は、Dun & Bradstreet 検索を使用するサプライヤ申請で [詳細住所] の回答のフィールドを編集できるようになります。最初の D&B 検索で、D&B から住所情報が申請に自動入力されます。これまで、この情報は編集できませんでした。この機能強化により、申請者および承認者は、申請内の D&B 詳細住所の回答を編集して、不足情報 (必須の回答を含む) を追加したり、修正したりすることができます。
         
  内部登録の質問の受信者が通常はマスキングされている回答を参照および編集する機能 [SM-35073]
この機能により、サプライヤの代理での登録時に外部質問事項の内部受信者は、[機密データアクセス] グループのメンバでない場合でも、通常はマスキングされている回答を表示および編集することができます。マスキングされた回答は、ほかのソース (ERP システムなど) から事前入力されたデータである場合もあれば、受信者が以前に入力した内容に対して承認者が詳細情報を要求したことへの回答である場合もあります。この機能により、すべての質問事項の機密データへのアクセス権を付与することなく、内部受信者がサプライヤの代理で、割り当てられている質問事項の回答を更新して、内部登録を完了することができます。
         
  ユーザーインターフェイスを介して 1 社以上のサプライヤに対して一度にプロセスを作成する操作性に関する機能強化 [SM-35109]
顧客は、1 社以上のサプライヤに対して評価プロセスとその他のプロセスを同時に作成し、モジュール式質問事項の情報に基づいて、商品分類、地域、および部門の特定の組み合わせについてサプライヤを評価することができます。ただし、一部のサプライヤでは、同じ組み合わせに対して、すでにプロセスが作成されている場合があります。ほかにも、サプライヤによっては、プロセスの作成がさまざまな段階で [進行中]、[採用]、[決定待ち] などの状況にある場合があります。この機能により、プロセスが重複しているサプライヤが自動的に除外される機能が提供されます。たとえば、プロセスが作成中であることを示す [進行中] 状況にあるサプライヤは自動的に除外されます。
         
  1 社以上のサプライヤに対してプロセスが同時に作成される際にプロセス作成状況にアクセスする機能 [SM-35129]
顧客は、1 社以上のサプライヤに対して評価プロセスとその他のプロセスを同時に作成し、モジュール式質問事項の情報に基づいて、商品分類、地域、および部門の特定の組み合わせについてサプライヤを評価することができます。この機能では、1 社以上のサプライヤに対して顧客により作成されたプロセスが成功したのか、失敗したのか、またはその他の状況であるのかに関する状況情報が提供されます。
       
  通常設定のサンプルプロパティファイルの機能強化 [SM-36155]
この機能により、通常設定のサンプルプロパティファイルの機能強化が導入され、ユーザー操作性が改善します。これまで、[SM 管理] の [既定のフィールド値] ページでは、ユーザーがフィールド名を含むサンプルファイルをエクスポートすると、通常設定のサンプルプロパティファイルに AribaBuy のフィールドが含まれていました。このたび、AribaBuy のフィールドが通常設定のサンプルプロパティファイルから削除されました。
           
   Sourcing からのサプライヤインポートでサプライヤの正式名称を 140 文字までサポート [SM-36157]
この機能により、既存の [Sourcing のサプライヤ] データインポートタスクが機能強化され、サプライヤの正式名称機能を使用するサイトで、最大 140 文字のサプライヤ名のインポートがサポートされます。これまでは、125 文字を超える名前のサプライヤはインポートできませんでした。
           

 

  Supplier Risk
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  エンゲージメント申請に関するリスクアセスメントの回答をインポート [ARI-16209]
この機能により、エンゲージメント申請のアセスメントとして使用されるモジュール式質問事項に対する回答のデータソースとして SAP Business Network をマッピングできます。  回答はインポートされるため、SAP Business Network 経由で同じ質問にすでに回答しているサプライヤにアセスメントを重複して送信するのを回避できます。
       
  サプライヤ一覧ページの機能拡張 [ARI-17897]
新しいフィルタリングおよび並べ替えのオプションによってサプライヤ一覧ページが機能拡張され、多数のサプライヤを表示および管理する際のユーザー操作性が改善しています。
         
  エンゲージメント申請のマスタデータフィールドに対する翻訳サポートの強化 [ARI-18565]
この機能により、リスクコントール定義に関連付けられた 5 つのマスタデータフィールド ([コントロール名]、[コントロールオーナー]、[意思決定者]、[リスクの種類]、および [アセスメント ID]) に対する翻訳サポートが追加されます。翻訳されたフレーズは、具体的には、エンゲージメントページのコントロールテーブル、エンゲージメント編集ウィザードの選択ページと確認ページ、コントロール詳細ページ、およびサプライヤ 360 プロファイルの [エンゲージメント申請] タブのコントロールテーブルに表示されます。
         
  コントロールおよびエンゲージメントの残存リスク評価時に発見事項を追加 [ARI-18749]
ユーザーがエンゲージメントおよびリスクコントロールに対する発見事項を作成できるように設定されたサイトでは、この機能により、残存リスクの評価に発見事項が追加されます。これは、領域に基づく残存リスクが有効化されていない場合、またはリスク領域別に残存リスクを計算する方法として [問題] を使用するようにサイトが設定されている場合に適用されます。
         

 

 

  購買
 
  Buying and Invoicing イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明
自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  サービスシートの [強制処理] オプションおよび [キャンセル] オプションの機能強化 [ACSS-75]
この機能により、ユーザーは、サービスシートが SAP Ariba ソリューションでのサービスシートの承認日から 15 日間 (通常設定)、[外部承認待ち] 状況のまま変わらなかった場合、[強制処理] ボタンを使用して、サービスシーツを手動で処理することができます。さらに、ユーザーは、サービスシートの状況が [外部承認待ち]、[外部システムに送信中]、または [提出済み] である場合、請求書に基づいて自動生成されるサービスシートをキャンセルすることができます。
         
  Guided Buying からの請求書照合詳細へのアクセス [AINV-986]
Guided Buying の請求書に、請求書照合 (IR) 詳細を表示するためのリンクが含まれるようになりました。リンクをクリックすると、SAP Ariba Buying and Invoicing の対応する IR ドキュメントが開きます。
         
  外部システムにおける購入申請データのエンリッチに対する履歴レコードを有効化 [CP-21901]
外部システムで申請データを検証およびエンリッチするように設定されているサイトの場合、この機能により、購入申請データをエンリッチする際に外部システムによる購入申請の変更履歴を作成できます。
     

 

  Guided Buying
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明

自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  申請を検索する際の設計を改善 [GB-3350]
以前は、申請を検索する際に使用できる並べ替えとフィルタのオプションが制限されていました。ユーザーに申請が多数ある場合、特定の申請を見つけるのは困難になる可能性がありました。現在、ユーザーは再設計された [自分の申請] ページを活用して、より簡単に申請を見つけることができます。

今後開始予定

2302 で開始
   
  外部サイトのタイルに対する HTTPS の推奨 [GB-12935]
Guided Buying では、管理者が外部サイト (アクション) のタイル用に追加した URL を調査するとともに、HTTPS プロトコルの使用が推奨されるようになりました。管理者がこれらのタイルに HTTP URL を追加すると、Guided Buying では、HTTPS の方が転送プロトコルとして安全であることを示す注意メッセージが表示されます。このメッセージは、単に注意にすぎず、外部サイトのタイルでは引き続き HTTP プロトコルを使用することができます。
         
  カタログで多様性情報が利用可能に [GB-16949]
カタログから品目を購入する場合、優遇対象サプライヤをサポートしているかどうかを確認できるようになりました。サプライヤが多様性をサポートしている場合は、「女性オーナー」や「ヒスパニック系オーナー」などの多様性ラベル、またはサプライヤ多様性プログラム情報がカタログ品目の詳細に表示されます。

2305 で開始

2302 で開始
     
  [代理] の機能強化 [GB-20432]
Guided Buying の代理 (OBO) 購買機能で、納入先住所および企業体のフィルタリング機能が向上し、複雑な組織のサポートが改善しています。これらの機能強化は、PARAM_ENABLE_NEW_OBO_UI という名前の既存の Guided Buying パラメータが true に設定されている場合に有効化されます。
       
  Guided Buying における日付形式の統一 [GB-22232]
Guided Buying に表示される日付が、ほかの SAP Ariba アプリケーションと同じ形式を使用するようになり、一貫性が向上しています。

2305 で開始

2302 で開始
       

 

 

  Catalog および Spot Buy
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  2302 リリース対象の機能なし            

 

 

  統合
 
  拡張性および設定可能性 - API イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明
自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  Supplier Risk Engagements API [ARI-17708]
Supplier Risk Engagements API を使用して、コントロールベースのエンゲージメントリスクアセスメントプロジェクトデータをエクスポートできます。この API により、エンゲージメント、問題、およびモジュール式質問事項のデータが取得されます。
       
  TED データに基づく一般的な通知データのエクスポート [ET-1191]
API を介して TED で公開される調達に関する通知を取得して、追加のポータルに送信することができます。*注*: これには、カスタムビルドの統合が必要です。
         
  2NV および 3EN 統合シナリオで API に基づく購入申請の承認または拒否をサポート [GB-20790]
SAP Ariba Buying の Guided Buying 機能 (2NV) 統合シナリオおよび SAP Ariba Buying での集中調達の Guided Buying (‏3EN‏) 統合シナリオでは、この機能により、Document Approval API を使用して Guided Buying の購入申請を承認および拒否することができます。顧客開発者は、購入申請を承認または拒否するための Document Approval API に含まれるエンドポイントに対してクエリを行うクライアントアプリケーションを作成することができます。
         
  優先される SAP Ariba API 認証方法が MTLS である場合にトークンのアクセスおよび更新のための OAuth シークレットが不要に [OPEC-11116]
アプリケーションに対して相互 TLS 認証が有効になっている場合、SAP Ariba API クエリの実行時に使用するアクセストークンを要求または更新する際に、OAuth クライアントシークレットが不要になります。この機能により、MTLS 証明書が選択されている場合、OAuth クライアントシークレットなしでクライアント ID を渡す新しいヘッダが導入されます。
         
  オーストラリアのデータセンターの SAP Ariba Gateway に対する一部の TLS 暗号の廃止措置 [OPEC-11902]
一部の TLS 暗号が、SAP の定める最小セキュリティ標準を満たさなくなったため、すべてのデータセンターのあらゆる SAP Ariba 製品に対して、該当する TLS 暗号の利用が廃止されることになります。この廃止措置の最初のフェーズは 2023 年 6 月に開始され、オーストラリアのデータセンターでの API Gateway の呼び出しに対する TLS ハンドシェイクプロセスにおいて、該当する暗号がサポートされなくなります。ほかの製品およびデータセンターでこの暗号の廃止措置が実施される時期については、今後のリリースノートでお知らせいたします。

2023 年 6 月 1 日開始

2023 で開始
       
  Contract Workspace Management API を使用して 契約スペースの状況を変更する機能 [SC-16324]
この機能により、Contract Workspace Management API が変更され、新しい API である Contract Workspace State Change API が追加されます。これには、契約ワークスペースの状況をドラフトまたはドラフト改訂版から公開に変更するためのエンドポイント POST /contractWorkspaces/{contractId}/state が含まれます。これにより、Contract Workspace Modification API の機能が強化され、エンドポイント POST /contractWorkspaces/{contractId}/state に putOnHold、resume、close などの追加の状況オプションが追加されます。
       
  Contract Workspace Management API の機能強化 [SC-16547]
この機能により、Contract Workspace Management API 内に、Contract Line Items Document Management API と Contract Line Items Document Import API という 2 つの新しい API が導入されます。これらの API により、契約品目ドキュメント (CLID) の作成、既存の CLID の変更、契約ワークスペースの CLID への明細情報のインポートを行うことができます。
       
  Asynchronous Requests Management API [SC-16984]
Asynchronous Requests Management API により、現在、非同期的に実行されているその他の API によって開始されたジョブ要求を監視することができます。進行中のジョブ要求の状況を照会したり、失敗したジョブ要求のエラーファイルをダウンロードしたりすることができます。
         
  外部システムから評価またはその他のプロセスをキャンセルするための Supplier Data API with Pagination の機能強化 [SM-35128]
この機能により、Supplier Data API with Pagination にエンドポイントが導入され、単一サプライヤに対して [進行中] 状況が設定されている評価およびその他のプロセスを外部システムからキャンセルすることができます。これにより、外部システムでサプライヤレコードにアクセスできるようになるため、評価およびその他のプロセスをキャンセルするために SAP Ariba Supplier Lifecycle and Performance にログインする必要がなくなります。
         

 

 

  SAP Integration Suite 管理ゲートウェイ (旧 Cloud Integration Gateway (CIG))
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  5I2 統合シナリオにおける梱包の説明の転送の統合をサポート [IG-28249]
この機能により、SAP Business Network による外注 (5I2) の一環として、バイヤーが梱包の説明を作成または更新すると、これらの説明が SAP Integration Suite 管理ゲートウェイを介して SAP Business Network に転送されます。サプライヤは転送された説明を使用して、そのバイヤーへの出荷通知の作成時に、高度な梱包ウィザードで荷役単位を使用して品目を梱包することができます。
         
  5I2 統合シナリオにおける出荷通知の荷役単位に関する梱包情報の統合をサポート [IG-37715]
この機能により、SAP Business Network による外注 (5I2) の一環として、バイヤーは、SAP Business Network から、サプライヤが送信した出荷通知の荷役単位を使用して、梱包情報を処理することができます。
         
  SAP Ariba Cloud Integration Gateway の名前が SAP Integration Suite に変更され、支出管理および SAP ビジネス ネットワーク用のマネージド ゲートウェイ [IG-41598]
SAP Ariba Cloud Integration Gateway は、支出管理および SAP ビジネス ネットワーク用のマネージド ゲートウェイである SAP Integration Suite に名前が変更されました。 この変更は SAP Ariba 2302 リリースから有効になり、SAP Ariba Cloud Integration Gateway の機能には影響しません。 SAP Ariba Cloud Integration Gateway のすべての機能は、引き続き同じままです。
         

 

 

  SAP Business Network
 
  購買向け イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明
自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  [支払日数] KPI ウィジェット [BNA-5]
[支払日数] KPI ウィジェットには、顧客が請求書の支払いに要した平均日数が表示されます。[支払済みの請求書] ウィジェットと連携して、顧客の支払パターンおよび行動を特定することができます。ウィジェットは、早期支払申し入れが組織に及ぼす影響を理解する際にも役立ちます。早期支払いを受け入れるほど、支払までの日数が短縮されます。このデータは、[すべての顧客]、または特定の顧客、および [前月]、[前四半期]、または [過去 12 カ月間] に受領した支払いに対して表示することができます。
       
  [請求書のサイクル時間] ベンチマークウィジェット [BNA-12]
[ベンチマーク: 請求書のサイクル時間] ウィジェットでは、サプライヤの地域別、バイヤーの業種別、およびバイヤーの実績四分位数別に SAP Business Network 全体で [請求書のサイクル時間] KPI が計算されます。
       
  [請求書の例外率] KPI ウィジェット [BNA-188]
[請求書の例外率] KPI ウィジェットでは、サプライヤが顧客の経理 (AP) 部門に送信した請求書のうち、何らかの種類のエラーがあり、AP によって却下された請求書の割合が測定されます。[すべての顧客] に対するデータ、または特定の顧客および請求書のデータを、[前月]、[前四半期]、または [過去 12 カ月間] で表示することができます。
       
  [請求書例外] ウィジェット [BNA-288]
[請求書例外] ウィジェットでは、一定期間にわたる請求書例外の数量が計算されます。このウィジェットを [請求書の例外率] KPI ウィジェットと併せて使用することで、サプライヤは顧客のパフォーマンスを理解できるようになります。[すべての顧客] に対するデータ、または特定の顧客および請求書のデータを、[前月]、[前四半期]、または [過去 12 カ月間] で表示することができます。
       
  構成品目出荷通知の削除を有効化[CSC-32860]
この機能により、構成品目出荷通知のキャンセル/削除がサポートされます。
         
  外部請求書のテスト環境を継続的にサポート [NG-5332]
SAP Business Network により、タックスインボイスのローカリゼーションフローを使用して、バイヤーとサプライヤの本稼動アカウントとテストアカウントに対して同時に外部タックスインボイスのルーティングと割り当てを行うソリューションが提供されるようになりました。以前は、バイヤーまたはサプライヤが税 ID を使用できるのは、本稼動アカウントかテストアカウントのいずれかのみでした。現在、両方のアカウントで税 ID を使用できるようになりました。これは運用後のテストフローで特に必要です。
       
  シンガポール向けリーガルプロファイルを機能強化 [NG-5344]
この機能により、シンガポールのサプライヤはリーガルプロファイルを SAP Business Network アカウントで設定することが義務付けられます。バイヤーがシンガポールの国別ルールを有効化すると、SAP Business Network によって SAP Business Network のサプライヤアカウントでサプライヤのリーガルプロファイル状況が検証されるようになります。これにより、サプライヤにリーガルプロファイルがあるかどうかが識別され、適切なリーガルプロファイルを選択して法規制に準拠した請求書を提出することをサプライヤに許可することができます。
       
  サウジアラビア王国向けのタックスインボイス処理の機能強化 [NG-5649]
サウジアラビア税務関税当局 (ZATCA) により、2021 年 12 月 4 日以降、サウジアラビア王国のサプライヤとバイヤー間の請求書処理を電子化することが義務付けられました。この規制の一環として、SAP Business Network では、いくつかのガイドラインをサポートしています。
         
  請求書状況ポータルにアクセスするためのサプライヤの電子メールアドレスを変更する機能 [NP-32633]
現在、サプライヤがバイヤーの請求書状況ポータルへの登録および個別請求書の状況参照に使用できる電子メールアドレスが、このポータルへの登録を依頼された電子メールのアドレスのみとなっています。サプライヤは、今後、バイヤーが SAP Business Network 上で保持しているベンダの最新電子メールアドレスを使用して、個別の請求書を参照したり、バイヤーの請求書状況ポータルへの登録を行ったりすることができるようになります。また、個別の請求書の状況を参照するために使用する電子メールを、SAP Business Network のアカウントプロファイルで更新することもできます。
         
  オートコンプリート提案による既存の住所検証機能の機能拡張 [NS-14947]
この機能では、オートコンプリート提案により、既存の住所検証機能が機能拡張されます。[国/地域] フィールドに必要な詳細を入力し、[住所 (1 行目)] フィールドに少なくとも 2 文字を入力すると、オートコンプリートによる住所の候補が示されたポップアップウィンドウが表示されます。オートコンプリート提案一覧から最適の住所を選択すると、その他のフィールド ([市区町村]、[都道府県/州]、[郵便番号] など) が自動的に入力されます。住所検証機能に対するこの機能強化により、住所の一部を入力するだけで、住所詳細の入力を完了できるようになります。
         
  進行中の SAP Business Network リブランディングに伴う 2302 での変更 [NS-15209]
ユーザーの作成、パスワードの作成、およびユーザー名/パスワードの取得に関連するユーザーインターフェイスおよび各種電子メール通知が、SAP Business Network ブランディングに合わせて更新されています。
         
  Dun & Bradstreet 統合 [NS-18198]
この機能により、Dun & Bradstreet (D&B) 情報が登録サービスおよびマーケティングプロファイルに統合されます。これにより、ユーザーは、それぞれの会社/業務を確認して、登録時に必要な詳細を取得することができます。この機能によって、自動入力機能を使用した登録プロセスがさらに簡略化および改善されています。

この機能の提供は延期されました。 提供に関する最新の情報については、このページを確認してください。
       
  検索結果での ISO 認証フィルタ [NS-21011]
この機能により、顧客は、特定の ISO 認証を保持するサプライヤを検索することができます。検索結果をフィルタリングして、当該 ISO 認証をプロファイルの一部として設定したサプライヤのみを表示することができます。
         
  Ariba Discovery の機能の非推奨化 [PAY-10312]
以下の機能が非推奨化されました。サプライヤはカスタム URL を作成できなくなります。バイヤーおよびサプライヤはユーザー定義の製品およびサービスのカテゴリを提案できなくなります。
         
  サプライヤの自己評価に関する質問事項 - 人権 [SA-30188]
人権デューデリジェンス活動を実行するためにバイヤーが集中的に更新することができる自己評価。サプライヤは、このアセスメントを 1 回実施することで複数のバイヤーと効率的に共有することができます。
       
  ワークベンチにタイルのフィルタとカテゴリを表示 [SA-30201]
ワークベンチの機能が強化され、操作性と生産性が改善されました。通常の設定で、最も使用頻度の高いフィルタを表示するフィルタパネルが設定されるようになりました。タイルは [タイルの追加] パネルでカテゴリ別に構成されるようになりました。
       
  プロファイルのユーザー操作性を更新 [SA-34416]
会社プロファイルを公開するためのユーザー操作性が更新されました。バイヤーは、新しい操作性でサプライヤのプロファイルを表示できるようになります。
       
  取引先プロファイルのサステナビリティ評価 [SA-34702]
サプライヤは SAP Business Network マーケティングプロファイルにサードパーティのサステナビリティ評価を表示して信頼を高め、環境、サステナビリティ、およびガバナンスに関する透明性をバイヤーに提供できるようになりました。
       

 

  サプライチェーン向け 
イネーブルメントモデル   詳細情報  
  機能名および説明 自動的に
有効
お客様が
設定
  KT デモ  
  新しい荷役単位の梱包の説明を自動転送 [CSC-23707]
バイヤーが SAP S/4HANA Cloud ERP システムで梱包の説明を作成または更新すると、この機能により、SAP Integration Suite 管理ゲートウェイと連携して SAP Business Network にこれらの説明が自動転送されます。
       
  品質コラボレーションの改善 [CSC-30172]
この機能により、品質検査と品質通知の両方で、品質コラボレーションが改善されます。品質検査については、この機能により、DocuSign から返される署名付きの PDF に完了証明書が追加されます。品質通知については、この機能により、検証チェックが機能強化され、2 つの品質通知フィールドに追加のサブフィルタが追加されます。
         
  [コピーパートナーの更新] 権限 [CSC-30854]
この機能により、[コピーパートナーの更新] 権限が SAP Business Network に追加されます。この権限を持つバイヤーは、複数の注文書に対して 1 回の操作でコピーパートナーを追加または置換することができます。この機能が提供されるまでは、これを実行できるのがバイヤー管理者のみでした。
         
  注文書参照のない品目の未処理品質通知が存在する場合に出荷通知の作成をブロック [CSC-31152]
この機能によって、バイヤーは、以前に特定の注文書を参照せずに品質通知でクレームを提出した品目 ([顧客の品番]) を含む注文書に対し、サプライヤが出荷通知を作成できないようにすることができます。これにより、サプライヤは、品質検査が承認されている注文書を除き、この問題のある品目を含む出荷通知を送信できなくなります。
         
  計画コラボレーションにおける製造モニタの Excel および予測計画データ消去プロセスに対する改善 [CSC-32654]
この機能により、計画コラボレーションの 2 つの点が改善されます。まず、バイヤー側から提供した特定のキー数値が含まれていない予測タイプの製品活動に関する cXML 形式のメッセージをバイヤーが送信すると、SAP Business Network により、この不足しているキー数値のデータがバイヤーとサプライヤの計画テーブルから消去されます。もう 1 つの改善点として、サプライヤが、製造モニタの計画品目を含むダウンロードされた Excel ファイルに含まれている、バイヤーが定義した非ルート属性を変更し、その Excel ファイルをアップロードできるようになります。
         

 

 

 

  必須になる機能
     
  機能名および説明 元のリリース 詳細情報  
  非常に長い規定の予防 [GB-19746]
非常に長い規定は、ユーザーがサプライヤを表示したり、チェックアウトしたり、目的別ドキュメントを開始したり、その他の操作を実行したりする際にサーバーエラーまたは長い待機時間の原因になる場合があります。これらは、AND (&&) または OR (||) 論理演算子を使用して数百の行で定義された個別の規定です。これらの問題を回避するため、Guided Buying では 500 行を超えて定義された規定をインポートする場合にエラーが発行されます。
2211 リリース
ガイド
     
  無効な予算データの自動削除 [CP-22265]
この機能では、どの申請でも参照されていない無効な予算レコードを自動的に削除できます。
2211 リリース
ガイド
KT    

 


この情報には、2023 年 1 月時点での SAP Procurement および SAP Business Network に関する計画状況が反映されています。ここに説明されている機能は、随時予告なしに変更される可能性があります。  SAP は、内容の誤りや抜けに関して一切の責任を負いません。この Web ページに記載されている内容は、任意のバージョンの SAP ソリューションに特定の新機能が提供されることを SAP が確約しているものではありません。詳細については、顧客エンゲージメントエグゼクティブにお問い合わせください。

 

 

 

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