電子メール

SAP Ariba 2102 リリース

  
 SAP Ariba ユーザーガイドの新機能 

 

 一般的な機能
 
   KTNFA 
 多要素認証による SAP Ariba ソリューションへのユーザーログイン [SI-860]
多要素認証は、ユーザーが時間ベースの検証コードを使用して 2 度目の認証を行う必要がある 2 段階の検証プロセスです。多要素認証プロセスを導入することで、1 段階認証プロセスと比べてセキュリティが強化されます。
 
 
 多要素認証による Ariba Network へのユーザーログイン [SI-1110]
多要素認証は、ユーザーが時間ベースの検証コードを使用して 2 度目の認証を行う必要がある 2 段階の検証プロセスです。多要素認証プロセスを導入することで、1 段階認証プロセスと比べてセキュリティが強化されます。  以前は、重要なフィールドに対して多要素認証が有効になっている場合、ユーザーは電子メールアドレス、電話番号、送金情報などの重要なフィールドの値を更新しようとする場合にのみ 2 段階の検証プロセスを実行する必要がありました。ログインに対して多要素認証を有効化していると、ユーザーは Ariba Network にログインするために 2 段階の検証プロセスを実行する必要があります。 
  

 

 戦略的ソーシング 
   KTNFA 
 イベントのサプライヤ追加品目 [SS-14250]
この機能により、サプライヤが入札内容を基本入札と代案入札に追加できるようにするルールや、代案入札のみに追加できるようにするルールなどの複数のソーシングイベントルールが追加されます。この機能では、サプライヤが読み取り専用添付ファイルを使用して子品目またはサービス階層を定義するオプションも提供されます。
   
 品目の計算式でコスト要素を使用する機能 [DMS-12744]
この機能により、バイヤーはソーシングイベントの品目に関する計算式でコストグループのコスト要素を使用できるようになります。バイヤーは、累計条件としてコスト要素を設定して、品目に関する計算式でコスト要素の累計値を使用することができます。
   
 SAP Ariba Sourcing と SAP S/4HANA Cloud の連携におけるカスタムフィールドの機能を強化 [DMS-13454]
バイヤーが SAP Ariba Sourcing と SAP S/4HANA Cloud 間でカスタムフィールドをマッピングする際に使用できるデータの種類が追加されています。
   

 

 サプライヤ管理およびビジネスネットワーク 
 Supply Chain Collaboration KTNFA 
 オーダー確認の差異の種類の設定 [CSC-10324]
この機能により、バイヤーは、数量、配達日、または価格について、差異の種類を設定することができます。これにより、バイヤーがオーダー確認を承認している場合、サプライヤは許容範囲を超過することができます。この設定は、サプライヤグループに対して行うことも、すべてのサプライヤに適用される通常設定の取引ルールとして行うこともできます。
  
 
 構成品目在庫の許容消費を識別するためのユーザー定義の論理 ID [CSC-15640]
この機能により、検証機能が強化され、特定のバイヤーによってサプライヤまたはベンダに割り当てられた外注構成品目の消費のみを報告できるようにすることができます。
   
 構成品目在庫に基づく構成品目消費のレポート [CSC-16745]
構成品目在庫に基づく消費レポート機能では、消費された構成品目に対するバイヤーのバッチ番号と、構成品目在庫で定義されたバイヤーのバッチ番号が一致するかどうかが検証されます。
   
 計画のダウンロードおよび計画データの更新に関する設定機能を強化 [CSC-20429]
この機能により、バイヤーとサプライヤが [アップロード/ダウンロード] 機能を使用して取得できる計画情報の量が拡張されます。また、バイヤーには計画情報を処理するさまざまな方法も用意されています。
   
 在庫転送オーダーコラボレーション [CSC-20915]
この機能により、注文書に対して在庫転送の種類がサポートされるようになります。これは、1 つの組織内または異なる組織内の 2 つのプラント間で在庫を移動する場合に使用されます。
  

 

 購買コラボレーション KTNFA 
 注文書変更についての電子メール通知 [CSC-19203]
この機能により、サプライヤは既存の注文書に対する変更についての電子メール通知を有効化できるようになります。サプライヤが受信する電子メールには、注文書に対して行われた最大 3 つの更新と、Ariba Network にログインしてすべての更新を確認するよう求めるメッセージが表示されます。
  
 
 インドの GST 2020 タックスインボイスソリューション [NP-20207]
インドの税務当局は、指定された一連のサプライヤに対し、請求書登録ポータル (IRP) に請求書をオンラインで提出することを求めています。取引高が INR 500 カロール (INR 50 億) を超えるサプライヤは、請求書を IRP にオンラインで報告する必要があります。
   
 2017 および 2019 タックスインボイス規制両方のワークフローがサポートされるようにインドの GST 機能を強化 [NP-26237]
インドの税務当局は、選択された一連のサプライヤに対し、請求書登録ポータル (IRP) に請求書をオンラインで提出することを求めています。取引高が INR 500 カロール (INR 50 億) を超えるサプライヤは、請求書を IRP にオンラインで報告する必要があります。
   
 NAV の報告対象を国内取引のみから国内取引および対外取引に拡大 [NP-26333]
ハンガリーでのタックスインボイス処理向けに、Ariba Network を経由でのタックスインボイスの受信、検証、変換、およびバイヤー企業への送信を含む電子請求書処理ソリューションが提供されます。
   
 2021 年 1 月 1 日より有効となる FPA スキーマ変更に準拠するためのイタリア向け送信機能強化 [NP-26335]
イタリアのサプライヤは、政府の電子請求プラットフォーム Sistema di Interscambio (SDI) を使用してすべての電子請求書をレポートする必要があります。これは、イタリアのすべての業種で適用が義務付けられます。
   
 Ariba Network での取引データ削除および保存規定管理 [REGAN-1254]
Ariba Network アカウントの管理者は、ドキュメントの経過日数に基づいて毎月自動的に取引ドキュメントを削除する条件を指定することができます。
  
 データセンターの場所に基づく SAP Ariba Cloud Integration Gateway ルーティング [REGAN-1757]
この機能により、SAP Ariba Cloud Integration Gateway 向けの新しい米国のデータセンターが追加され、お客様は関連するデータセンターへの CIG ルーティングを Ariba Network で柔軟に設定できるようになります。北米、中米、および南米を拠点とする SAP Ariba Cloud Integration Gateway の既存のお客様は、ヨーロッパのデータセンターから米国のデータセンターに切り替えることができます。新規のお客様の場合は、会社プロファイルで設定された国に基づいて、通常の設定で適切なデータセンターにルーティングされます。
   
 ユーザーが CIG ルーティングを有効化/無効化するか、CIG データセンターを切り替えた場合、[Cloud Integration Gateway の設定] ページに成功、失敗、または進捗状況を表示 [REGAN-1422]
この機能により、ユーザーが SAP Ariba Cloud Integration Gateway (CIG) ルーティングを有効化/無効化するか、CIG データセンターを切り替えた場合、CIG から受信した確認に基づいて、[Cloud Integration Gateway の設定] ページに成功、失敗、または進捗状況が示されます。ユーザーが Ariba Network で CIG ルーティングを有効化/無効化するか、CIG データセンターを切り替えるたびに、要求が Cloud Integration Gateway に転送されます。Ariba Network が CIG から要求の成功、失敗、または進捗に関する確認を受信すると、適切な区分が [Cloud Integration Gateway の設定] ページに表示されます。
    
 Ariba Network でデータセンターを切り替えたり、SAP Ariba Cloud Integration Gateway ルーティングを有効化/無効化したりするための監査ログ機能の強化 [REGAN-1424]
この機能により、ユーザーがデータセンターを切り替えるか、SAP Ariba Cloud Integration Gateway ルーティングを有効化/無効化した場合、Ariba Network の監査ログにエントリが追加されます。
    

 

 サプライヤ管理 KTNFA 
 サプライヤ管理質問事項に含まれる質問についての説明を追加 [SM-22638]
この機能により、サプライヤ管理質問事項のテンプレートに含まれるすべての種類の質問について、説明フィールドが導入されています。
  
 

 

 連携 
 拡張性および設定可能性 - API KTNFA 
 SAP Ariba API クエリに含まれる API キーの検証 [PL-31044]
SAP Ariba API クエリに含まれる API キーと Oauth トークンに含まれる API キーを照合して検証します。検証の失敗はエラー応答として返されます。
   

 

 Cloud Integration Gateway KTNFA 
 EDI ANSI X12 846 または EDI ANSI X12 830 に翻訳するための製品活動に関するメッセージの拡張 [IG-24720]
この拡張により、時系列情報を含む製品活動に関するメッセージを EDI ANSI X12 830 ドキュメントに翻訳できるようになります。時系列情報がない場合、製品活動に関するメッセージは EDI ANSI X12 846 ドキュメントに翻訳されます。
  
 
 データセンターの場所に基づいたデータルーティング [IG-9425]
この機能により、SAP Ariba Cloud Integration Gateway 向けの新しい米国のデータセンターが追加され、お客様は関連するデータセンターへの CIG ルーティングを Ariba Network で柔軟に設定できるようになります。北米、中米、および南米を拠点とする SAP Ariba Cloud Integration Gateway の既存のお客様は、ヨーロッパのデータセンターから米国のデータセンターに切り替えることができます。新規のお客様の場合は、会社プロファイルで設定された国に基づいて、通常の設定で適切なデータセンターにルーティングされます。
   
 販売先情報を含めるよう受注書 cXML を拡張 [IG-15819]
これまで、販売先情報は、cXML の 'Contact' 要素を使用して取得されていました。SAP Ariba の cXML メッセージ構造が拡張され、販売先情報を伝える 'BusinessPartner' 要素がヘッダーレベルに導入されています。スコープアイテム Ariba Network によるオーダーから請求書までの自動化 (4A1) の一部として、サプライヤが SAP S/4HANA Cloud で受信する受注書に販売先住所が含まれています。
    
 API を介した見積りの自動化をサポートするための SAP S/4HANA との連携 (42K) [IG-17632]
Ariba Network によるソーシングから支払いまでの自動化 (42K) スコープアイテムにより、Ariba Network を連携しているユーザーは、SAP Ariba Discovery、および SAP Ariba Cloud Integration Gateway のソリューションによって、ネイティブ API を使用して、SAP S/4HANA から Ariba Network に見積依頼書 (QuoteRequest) を送信したり、Ariba Network から応答 (QuoteMessage) を受信したりすることができます。
    
 SAP Ariba Discount Management をサポートするための SAP S/4HANA Cloud との連携 (42K) [IG-20132]
Ariba Network によるソーシングから支払いまでの自動化 (42K) スコープアイテムの一部として、SAP Ariba Discount Management ソリューションが SAP S/4HANA Cloud と連携し、バイヤーおよびサプライヤは割引と引き換えに早期支払い (PayMeNow) を承諾できるようになりました。また、新しいドキュメントの種類 PaymentProposalRequest がサポートされています。
    
 cXML から SAP S/4HANA Cloud サプライヤの SOAP API へのバイヤーの組織構造の送信に関する機能強化 [IG-23514]
スコープアイテム Ariba Network によるオーダーから請求書までの自動化 (4A1) の一部として、サプライヤ側での SOAP API 受注書の構造が拡張され、バイヤー組織の情報が含まれるようになりました。
    
 Ariba Network によるソーシングから支払いまでの自動化 (42K) の一部として注文書に販売先住所を含めるよう機能を強化 [IG-24295]
Ariba Network によるソーシングから支払いまでの自動化 (42K) スコープアイテムの一部として、SAP S/4HANA Cloud でバイヤーによって Ariba Network に送信される注文書に販売先住所が含まれるようになりました。
    

 

この情報には、2021 年 1 月時点での SAP Ariba の計画状況が反映されています。ここに説明されている機能は、随時予告なしに変更される可能性があります。  SAP Ariba は、内容の誤りや抜けに関して一切の責任を負いません。この Web ページに記載されている内容は、任意のバージョンの SAP Ariba ソリューションに特定の新機能が提供されることを SAP Ariba が確約しているものではありません。詳細については、顧客エンゲージメントエグゼクティブにお問い合わせください。
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