よくある質問 180619
電子メール
CIG - XSLT マッピングをカスタマイズするために提供する必要がある必須情報はなんですか。
質問

SAP ERP と SAP Ariba のアプリケーション (Ariba Network、SAP Ariba Procurement and Invoice、SAP Ariba Sourcing および Supplier Management など) を連携する目的で、SAP Ariba Cloud Integration Gateway (バイヤー向け) を使用しています。Cloud Integration Gateway (CIG) の既定のマッピングでは、ビジネス要件を満たさないことがわかりました。

XSLT マッピングをカスタマイズするために提供する必要がある必須情報はなんですか。

どのようにすれば、CIG の既定のマッピングロジックを拡張または変更することができますか。

回答

CIG マッピングツールを使用することにより、ユーザー側で CIG カスタムマッピングを作成することができます。ただし、既知の制限事項により CIG マッピングツールでは達成できない場合は、以下の詳細を記載したサービスリクエストを提出して、正式なマッピング変更申請を依頼することができます。

必要な詳細をすべて収集したら、Ariba サービスリクエスト (SR) を作成し、この情報をすべて記載してください。

注意事項:

追加情報

SAP Ariba CIG マッピング変更申請の実例

ビジネスの問題: 当社では、SAP ERP で契約を作成するために、 Cloud Integration Gateway を使用して SAP ERP と SAP Ariba Sourcing ソリューションを連携しています。SAP ERP では、標準のドキュメントの種類 (ZWK1、ZMK1、YWK1 など) のほかに、さまざまなドキュメントの種類を契約で使用しています。ユーザーが SAP Ariba Sourcing 側からカスタムのドキュメントの種類を選択し、選択したカスタムのドキュメントの種類を使用して SAP ERP の契約を作成できるようにするというビジネス要件があります。  いくつかの Ariba Network の制限事項により、マッピングできるドキュメントの種類は 1 つのみ (値または数量に基づく) となっています (値の場合は WK、数量の場合は MK)。追加の契約の種類を含める標準の方法はありません。

解決策:

  1. ユーザーが契約の種類を選択できるように、Ariba Sourcing 側で cus_SAPDocumentCategory と呼ばれるカスタムフィールドが作成されました。
  2. 契約申請が Ariba Sourcing から Ariba Network に送信され、CIG に到達する場合には常に、ペイロード (CIG に送信される元のペイロード) にはカスタム値フィールドが次のような Extrinsic の形式で含まれます。<Extrinsic name="cus_SAPDocumentCategory">ZMK1</Extrinsic>。
  3. cus_SAPDocumentCategory 情報 (この場合 ZMK1) を、CIG 経由で SAP ERP に送信される PurchasingContractERPRequest_V1 申請の <ProcessingTypeCode>ZMK1<ProcessingTypeCode/> にマッピングする必要があります (目的の最終的なペイロード出力、または CIG 通過後の表示方法)。
  4. マッピングテンプレート情報シートを介して提供される目的のカスタムマッピングルール (xpath 情報およびマッピングルールを含むマッピングシートテンプレート情報)。

添付ファイル
CIG - XSLT マッピングをカスタマイズするために提供する必要がある必須情報はなんですか.xlsx12.02 KB

該当項目

SAP Ariba Buying and Invoicing
SAP Ariba Contracts
SAP Ariba Strategic Sourcing Suite
SAP Ariba Supplier Lifecycle & Performance
SAP Business Network

使用条件  |  Copyright  |  セキュリティに関する情報  |  情報の保護