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Ariba Network を利用しているサプライヤであれば、商品分類コードについては聞いたことがあるでしょう。これが電子カタログで必要なものであることや、注文書に記載されているコードであることについてもご存知かもしれません。しかし、これらのコードは実際どのようなもので、何を表しているのでしょうか。また、どうやって使用すべきコードを判断すればよいのでしょうか。この記事では、こうした疑問について明らかにしていきます。

商品分類コードとは、同様の品目またはサービスのグループを一律に表す方法を提供するものです。このコードは、電子商取引においていくつかの用途があり、使用することでバイヤーとサプライヤの両方がメリットを得られます。

たとえば、購買アプリケーションでは以下の目的で商品分類コードが使用されています。

商品分類コード体系では、製品およびサービスにコードが割り当てられます。通常、このコード体系は階層構造となっており、製品またはサービスが具体的になればなるほどコードの桁数も多くなります。幅広い製品やサービスを提供しているサプライヤ/販売代理店では多くのコードを使用していますが、大部分のサプライヤは販売している製品やサービスが限られているため、いくつかのコードしか使っていません。

商品分類コード体系

世界的にはいくつもの競合する商品分類コード体系がありますが、重要な点は、自社の顧客が使用しているコード体系を使用することです。一般的な商品分類コード体系としては、以下のようなものがあります。

United Nations Standard Products and Services Code (UNSPSC)
: これは、もっとも広く使われているコード体系です。UNSPSC では、階層構造になった 8 桁の数字を使用して、幅広い分野のさまざまな製品やサービスが分類されます。

例: 44121706  木製鉛筆

UNSPSCS のコードセットについては、現在複数のバージョンが使用されています。サプライヤがカタログをアップロードすると、Ariba Network により、UNSPSC コードが各バイヤー企業で使用されているバージョンにマッピングされます。

eCl@ss
: 主にドイツの産業界で使用されています。このコード体系は、UNSPSC 同様、4 つの階層で構成されています。

例: 24-24-01-01  鉛筆 (事務用)

eCl@ss では、標準のプロパティセットを使用して商品をさらに詳細に識別することができます。たとえば、プロパティを使用して品目の色 (緑、赤、青) や容量 (64GB、128GB) などを指定することができます。

Common Procurement Vocabulary (CPV)
: EU 諸国の政府調達で使用されています。前述のコード体系と同じように、8 桁の数字と 1 桁のチェックサムからなる 4 つの階層によるコードが使用されています。

例: 30192130-1  鉛筆

North American Industry Classification System (NAICS)
: カナダ、メキシコ、および米国の政府調達で使用されています。これは、サービス (製造、設置、卸売など) を識別する 6 桁の数字で構成された、3 つの階層によるコード体系です。このコード体系では、個々の品目ではなく、ビジネス機能が分類されます。

例: 339940  鉛筆製造

International Standard Industrial Classification (ISIC)
: グローバルなサービス分類のために国連によって公開されたコード体系です。このコード体系は、2 つの階層で構成されており、NAICS のように個別の品目ではなくビジネス機能を分類します。

例: 3290  シャープペンシルなどを含むあらゆる種類のペンおよび鉛筆の製造

化学業界用または建設業界用など、業界固有の商品分類コード体系もあります。バイヤー企業によっては、自社で定義した独自のコード体系を使用しているところもあります。Ariba アプリケーション (Ariba Network を含む) は、あらゆる商品分類コード体系の使用をサポートしています。

商品分類コード体系の使用に関する提案

Ariba システムでは、各サプライヤが使用する特定の商品分類コード体系を、商品分類コードドメインと呼んでいます。顧客が使用している商品分類コードドメインを使用してください。

複数の顧客が異なる商品分類コード体系を使用しているけれども、発行するカタログを 1 つにしたいという場合はどうすればよいでしょうか。簡単です。各カタログ品目に対し、複数のドメインのコードを指定します。CIF 形式と cXML 形式のどちらの場合も、1 つのカタログ品目に複数のドメインを指定できます。

正確性を高めるためには、可能な限り低い階層レベルのコードを選択します。たとえば、UNSPSC を使用して木製の鉛筆を分類する場合、6 桁のコード (441217 筆記用具) だけを使用することも可能ですが、8 桁のコード (44121706 木製鉛筆) を使用した方がより有用かつ正確です。

商品分類コード体系の詳細については、『Ariba カタログフォーマットリファレンスガイド』で「カタログフィールド」の章を参照してください。

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